今年の旅行は?
最近、利用者の皆さんに聞かれて困っていることがあります。
答えに困る質問
私は、障がいのある人が利用する事業所の経営をしています。小さな小さな事業所がいくつかあります。その事業所を巡回していると利用者から聞かれます。
「髙橋さん、今年の旅行どうするの?」
事業所の旅行
私の法人では、毎年、事業所ごとに旅行に行きます。規模としては、10人から20人ぐらいの人数で4、5回に分かれます。それ以上の人数になると、行程を組むのが大変だったり、全体の把握が難しくなります。
まず、春ごろから、利用者を交えたミーティングを開き、旅行の行き先を決めます。私もいろいろな所に連れて行ってもらいました。しかし、その都度、雨を降らせて皆さんに迷惑をかけました。私のせいで、いつも雨プログラムです。
すみません雨男です
私は、自他共に認める筋金入りの雨男です。その点については、先日、noteに書きましたのでよろしければ、そちらもご覧ください。
前にも一度…
今年は、コロナの影響で旅行の準備を進めることができません。利用者の皆さんは、それを気にしています。もう、時期的に事業所ごとに行くのは難しくなりました。せめて、法人全体で行かれないかと思っています。
今から10年前、2009年にも同じようなことがありました。新型インフルエンザが流行したときです。この年もすべての事業所の旅行を中止しました。幸いに、年度末にはインフルエンザが鎮静化したため、3月に法人全体で旅行に行きました。行先は、函館、一泊二日でした。
今、私は雨男と書きました。特に私が楽しみにしていることは雨が降ります。私は、函館旅行を楽しみにしていました。
吹雪の函館
出発の日、羽田は冬晴れでした。しかし、函館は、吹雪でした。横殴りの雪でした。一応、函館山にも登りました。しかし、そこはただ寒いだけの雲の中でした。それでもみんなでがんばって集合写真を撮りました。ほんの一瞬雲の切れ目を狙って撮った写真がこれです。
函館山のあとは、雨プログラムで予定していた、北島三郎記念館に行きました。
さぶちゃん記念館
館内に入るとブロンズさぶちゃんが出迎えてくれました。
そのあとは、北島三郎ゆかりの地が再現された夜の街を歩いたり、さぶちゃんと一緒に唄おう、というデュエットコーナーで楽しみました。もともとは雨プログラムでした。しかし、カラオケ好きの利用者が多いので、楽しい場所になりました。
最後は、さぶちゃんが「祭」を歌ってくれてフィナーレでした。
今年は、まだまだ先が見えず、対応策が立てられません。今は終息を祈るばかりです。
おまけ
私の法人、社会福祉法人クローバーのnoteで、事業所ごとの旅行を紹介しています。今回紹介しているのは、グループホームで出かけた初夏の沖縄です。この旅行に私は参加していないので、2日間、晴天でした。よろしければこちらもご覧ください。