沈黙の誓い

おはようございます。

松風良治です。

今日は、8月3日。月曜日。

さて、今日は沈黙の誓いというお話。

仏教の修行僧たちは、意志の力を強くする得意の戦略を持っています。

それは、沈黙の誓いです。

たとえ短いあいだでも黙っていれば、意志の力と自制が生まれます。

というのも、話したいという衝動に屈しないことで、意志に対して力を及ぼしているからです。

私も含めて、多くの人はしゃべりすぎています。

正確に、必要なことだけを伝えるのではなく、延々と話してしまいがちです。

それ自体が、自制の無さを物語っています。

自制とは、必要なことを正確に話し、必要以上にしゃべらずに、貴重な精神的エネルギーを残すことです。

考え抜いた正確なスピーチは、明晰な思考と落ち着いた心を持っている証にもなります。

沈黙の誓いは、礼儀正しく、そして愛情をこめて取り入れることができます。

その目的は、私たちをもっと強くして、意志の力を高めることで、人間関係を妨げることではありません。

沈黙の誓いは、ほんの数日で、内側から達成感と力が湧き上がってくることでしょう。

イギリスの思想家・歴史家のトーマス・カーライルはこんな格言を残しています。

沈黙は金、雄弁は銀

よどみなく話せることも大事ですが、黙るべきときを知ることは、もっと大事だということです。

今日は沈黙の誓いというお話でした。

今日も最後まで私のブログを読んでいただき、ありがとうございました。

今日もあなたにとって素晴らしい1日でありますように。