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ユリイカの新人 歴代選出者と選者の一覧 1969年〜現在まで【非公式版】
詩と批評の月刊誌『ユリイカ』(青土社)の詩投稿欄「今月の作品」における年間最優秀新人賞、「ユリイカの新人」歴代選出者と選者を年代順にまとめました。
▼1969年 創刊から投稿欄「解放区」時代
▶︎1969年 創刊
投稿欄確認できず
選者:なし
▶︎1970年
投稿欄確認できず
選者:なし
▶︎1971年
実施なし 該当者なし
選者:飯島耕一(年の途中から)
▶︎1972年(「ユリイカの新人」との表記あり)
本庄ひろし、平出隆
選者:飯島耕一(記名の確認ができない号 多数)
▶︎1973年
実施なし 該当者なし
選者:吉野弘(前期)、岡田隆彦(後期)
▶︎1974年
実施なし 該当者なし
選者:岡田隆彦(前期)、清水昶(後期)
▶︎1975年
実施なし 該当者なし
選者:清水昶
▶︎1976年
実施なし 該当者なし
選者:鈴木志郎康
▶︎1977年
実施なし 該当者なし
選者:三好豊一郎
▶︎1978年
実施なし 該当者なし
選者:三好豊一郎
▶︎1979年
実施なし 該当者なし
選者:長谷川龍生
▶︎1980年(解放区・新鋭詩人)
城戸朱里、榊原淳子
選者:長谷川龍生
▶︎1981年(解放区・新鋭詩人)
玉井國太郎
選者:中村稔
▶︎1982年(解放区・新鋭詩人)
西條恵子、永塚幸司、山西雅子、高橋信吉
選者:入沢康夫
▼1983年「ユリイカの新人」制定
▶︎1983年
安部忍
選者:川崎洋
▶︎1984年
柚木りつこ、鈴木惟
選者:渋沢孝輔
▶︎1985年
関谷ひろみ、池下和彦
選者:田村隆一
▶︎1986年
長谷部奈美江
選者:田村隆一
▶︎1987年
小原眞紀子、生田梨乃
選者:松浦寿輝、朝吹亮二
▶︎1988年
鈴木薫、中川千春
選者:松浦寿輝、朝吹亮二
▶︎1989年
倉石信乃、田中庸介、江口透
選者:吉増剛造
▼1990年代
▶︎1990年
来住野恵子、大江豊、正木克美、早坂類
選者:吉増剛造
▶︎1991年
田中宏輔
選者:大岡信
▶︎1992年
中嶺真武、廣瀬裕作、佐々木浩
選者:大岡信
▶︎1993年
中島公代
選者:北村太郎
▶︎1994年
二名孜
選者:川崎洋
▶︎1995年
野村龍
選者:川崎洋
▶︎1996年
入江田吉仁、高倉裕加
選者:飯島耕一
▶︎1997年
宗敏鎬
選者:飯島耕一
▶︎1998年
該当者なし
選者:飯島耕一
▶︎1999年
うにまる(林木林)、内野りんな
選者:入沢康夫
▼2000年代
▶︎2000年
松原牧子
選者:入沢康夫
▶︎2001年
該当者なし
選者:安藤元雄
▶︎2002年
栗原知子
選者:安藤元雄
▶︎2003年
後藤美和子
選者:小池昌代
▶︎2004年
夏目美知子、近藤弘文
選者:小池昌代
▶︎2005年
島田奈都子、若井真也
選者:井坂洋子
▶︎2006年
郡司音
選者:井坂洋子
▶︎2007年
南保俊雄
選者:松浦寿輝
▶︎2008年
峯澤典子
選者:松浦寿輝
▶︎2009年
今唯ケンタロウ
選者:辻井喬
▼2010年代
▶︎2010年
小野絵里華、カニエ・ナハ
選者:伊藤比呂美
▶︎2011年
大崎清夏
選者:伊藤比呂美
▶︎2012年
宿久理花子
選者:小池昌代
▶︎2013年
貝又臣
選者:小池昌代
▶︎2014年
小池麻央
選者:日和聡子
▶︎2015年
武田祐子
選者:藤井貞和
▶︎2016年
鈴木卓哉
選者:藤井貞和
▶︎2017年
神山紗良、呉基禎
選者:三角みづ紀
▶︎2018年
草野青人、岩倉文也
選者:三角みづ紀
▶︎2019年
小林瑞枝
選者:水無田気流
▼2020年代
▶︎2020年
ゆずりはすみれ
選者:水無田気流
▶︎2021年
千種創一
選者:和合亮一
▶︎2022年
鎌田尚美
選者:和合亮一
▶︎2023年
小川芙由、江田つばき
選者:大崎清夏
▶︎2024年
山内優花、のもとしゅうへい
選者:大崎清夏
▶︎2025年
湖中千絵
選者:井坂洋子
▶︎2026年
2025年末に選出
選者:井坂洋子(予定)
調査対象は1969年に第2次創刊された『ユリイカ』(青土社)本誌。
青土社webサイト、国立国会図書館サーチ、国立国会図書館デジタルコレクション、該当詩人の詩集・詩書刊行時の略歴、古書通販サイト、ほかweb上で取得閲覧できる各種情報をもとに作成しています。
現在の『ユリイカ』詩投稿欄「今月の作品」は、1983年末まで「解放区」という名称で掲載されていました。
詩投稿欄の年間最優秀新人賞が「ユリイカの新人」と定められたのは1983年のこと。それまでは「解放区・新鋭詩人」という名称でした。
※1972年のみ例外的に「ユリイカの新人」の表記を確認できました。
選出者、選者の掲載順は『ユリイカ』の目次および該当ページの掲載順を参考にしています。
1970年代に「新鋭詩人作品」という特集が掲載された号を確認できましたが、国立国会図書館デジタルコレクションの目次情報だけでは最優秀新人であるかの判断ができないため当記事での紹介は見送りました。
個人的な調査研究のため、間違いのある可能性もございます。その際はご容赦ください。