リーダーの仮面/安藤広大
同シリーズの2冊は以下の記事にてまとめているので、合わせて読んでみていただけたら嬉しいです。
ちなみに読んだ順は記事とは逆の順で、『リーダーの仮面』→『数値化の鬼』→『とにかく仕組み化』という順である。
つまり、『リーダーの仮面』の内容が非常に学びとなり、同シリーズを読破しようと思ったのである。
さて、思考をまとめてみる。
以下、5点のポイントに絞ってマネジメントすることが本書の前提である。
・部下と競争をしない
→過去のやり方を押し付けて、部下と競い合ってはいけない
・辞めないかどうかを気にしすぎない
→会社が成長していて、自分の成長を認識できていれば、人は辞めない
・「ルール設定」は何度も伝える
→反論の余地は残さない
・「正しいほうれんそう」で部下に「位置」を正確に認識させる
→仕事を任せる際はお願いではなく、言い切る。そして「締切」を設定する
・「言い訳スルー」で具体的な行動の変化を問う
→反省させることが目的ではなく、次にどのような行動をするかが大切
・「①目標設定」→「②プロセス」→「③結果」の順で仕事を任せる
→目標設定はできるだけ数値化、プロセスには極力口出しせず、結果は事実のみの報告に
以上が学びである。
部下が自ら考え、まず行動すること。そして結果に対しての次のアクションを起こし続けること。そのことを最重要視していく。
感情や体裁を気にせず、目の前の事実に向き合っていくこと。それは冷たく見えるかもしれないが、本当の意味で部下の成長につながる。
今後のマネージメントにしっかりと活かしていきたい。