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スタンフォード式疲れない体

今回は、山田知生(2018)『スタンフォード式疲れない体』サンマーク出版を独断と偏見でまとめます。

疲れない体を作るには?

アスリートでもビジネスマンでも疲労がパフォーマンスに大きく影響します。そのため近年では、いかに疲労を取るかが注目されています。しかし、実はそれよりも大切な事があります。それが疲れにくい体を作ることです。

本書では、権威あるスタンフォード大学で証明された疲れない体を作る最新メソットを解説しています。

『スタンフォード式疲れない体』では、睡眠、食事、姿勢改善と三つに分けて説明しています。
今回は、その中でおそらく皆さんが意識されていないであろう姿勢改善について詳しくまとめたいと思います。

疲れない体を作るために、著者である山田氏が紹介するのが、「IAP呼吸法」です。

IAP呼吸法とは、息を吸うときも吐くときも、おなかの中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸法です。
人体の構造上、お腹を膨らませると疲れにくいと言われています。
そのため、この呼吸法を行うことで腹腔の圧力を高める事ができ、体の軸である体幹と脊椎が安定し無理のない姿勢を保つことができます。それが疲れにくい体を作ることに繋がります。
また、お腹の圧力を高めることで姿勢の改善にも繋がります。

姿勢が改善される事で、体の左右差やズレを改善でき、疲れがたまりにくい体を手に入れることができます。

何時間も同じ姿勢で仕事をする現代人は、体の癖やズレに気が付きません。
しかし、少しのズレが、何十時間、何日、何年と蓄積され、数年後には、取り返しのつかない事になっているかもしれません。

そのために、普段から動作や姿勢のズレ、乱れを改善することが大切になります。

まとめ

今回は、山田知生(2018)『スタンフォード式疲れない体』サンマーク出版を独断と偏見でまとめました。

8時間働いて1疲れる人と10時間働いて1疲れる人なら、必ず後者の方が、結果を出すと思います。
特に新人の内は、質より量が大切だと言われるほど、圧倒的な体力が必要になると思います。
そのためにも疲れにくい体を作ることが大切だと思いました。

また若いうちは多少の無茶でも潰しが効きますが、年を重ねるごとに無茶が効かなくなります。
だからこそ、若いうちから姿勢に気を付けて、体が悲鳴を上げる前に姿勢を改善したいなと思います。



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