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丘田両兵衛(戦国逸話からの問い)
2021年11月14日 21:40
こんにちは、両兵衛です。ここでは現代の私たちにも通じる戦国逸話を取り上げています。2020年に開館した関ヶ原古戦場記念館での企画展「竹中半兵衛と重門」へ行ってきました。半兵衛は秀吉の家臣で智将として知られる武将ですが、重門は半兵衛の息子で関ヶ原の戦いに東軍として参加した武将です。せっかく半兵衛に関していろいろ触れてきたので今回は竹中半兵衛の逸話を取り上げてみようと思います。少し長いですが
2021年10月10日 00:00
こんにちは、両兵衛です。ここでは現代の私たちにも通じる戦国逸話を取り上げています。今回は羽柴(豊臣)秀吉に登場してもらいます。天正10年(1582年)6月、備中高松城(岡山県)で毛利軍と対峙していた羽柴秀吉は、本能寺の変による織田信長の死を知ると、「中国大返し」といわれる驚異的な行軍を行い、山崎の戦で明智光秀を破り天下人への階段を登り始めました。この中国大返しの際に居城であった姫路城
2021年10月2日 23:50
こんにちは、両兵衛です。ここでは現代の私たちにも通じる戦国逸話を取り上げています。ある専門家が書いた戦国大名からリーダーの資質を学ぶというのは百害あって一利なしという記事を読んだ。その理由というのが、逸話には根拠がなくて史実ではないから問題だというのだ。そう言われると、こんなnote記事を書いている身としては、異なる意見を持っていると書いておく。史実でなければならないというのであれば
2021年5月29日 14:36
こんにちは、両兵衛です。ここでは現代の私たちにも通じるなと感じた戦国逸話を取り上げています。今回は何度も登場してもらっていますが竹中半兵衛です。戦国武将といえば野望を抱いて貪欲に成りあがっていく人物が魅力的ですが、その対極といっていいかもしれません。史実はどうあれ私が子どもの頃から知っている逸話の中の半兵衛は、もの静かで出世より己の智謀を試すことに生きがいを感じる人物として映りました。
2021年4月30日 05:26
こんにちは、両兵衛です。今回はいつものように武将の逸話を取り上げることはお休みして、ああ、そういう視点は欠けていたなと思ったことを書いてみたいと思います。これを書いている今はコロナ禍で京都に緊急事態宣言が出ていますが、以前の宣言が解除されて少し落ち着いていたころ二条城に行く機会がありました。修学旅行できっと行ったことあったはずといううろ覚えの記憶があった場所ですが、二の丸御殿は徳川慶喜が大
2021年3月24日 07:56
こんにちは、両兵衛です。先日、Aichi Sky Expo(あいち国際展示場)で行われた「にっぽん城まつり」へ行ってきました。小和田哲男先生、千田嘉博先生、俳優の高橋英樹さんによる記念シンポジウムのお話を聴くためです。なかでも小和田先生は戦国時代研究の第一人者としてNHKの番組に数多く出演され、戦国時代を扱った大河ドラマでも「秀吉」から「麒麟がくる」まで7作の時代考証をされています。私