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焚き火の勧め:道具編

これは「40代男性が well-being (良好な状態)になるためにアウトドアで遊んだ」ことについて書かれた雑記です。

好評だった前回に引き続き焚き火コラム。
今回の道具編は、こだわりの道具、と言うより初心者が始めるための指南的な内容にしています。道具は「道」とあるように終わりのない沼の世界。脱初心者したら存分に浸かってください。

よろしければ前回のも見てね。

必需品

道具ってあれこれ考えてそろえるも楽しいですよね。
むしろ買い物をしたら8割は楽しんだと言っても過言ではないです(過言です)。まずは必需品から。

■焚き火台(場所によっては不要)
いろいろあります。かつて「スノーピーク焚火台」派と「ユニフレーム・ファイアグリル」派に分かれてましたが、最近は「コールマン・ファイアーディスク」も人気のようです。私はファイアグリル派ですが、次はファイアーディスクを狙っています。

これら3アイテム共にサイズ展開がありますのでご注意。大人数でなければ最初は真ん中サイズか小さいサイズでいいと思います。

またUL(ウルトラライト)観点ですとメッシュの焚き火台が人気です。

ニンジャファイアスタンドは280gなので、バックパックキャンプ(徒歩キャンプ)にもお勧めですね。ただULアイテムは全般に中級~上級向けが多いので、自己責任と言うか、いざという時の代替策を用意できるくらいの知識をつけて望んでください。

メッシュタイプは地面への影響を軽くするために、焚き火シートの併用がお勧めです。安くて軽いし。

焚き火台の選び方は、焚き火専用かBBQでも使うのか、ハードにダッチオーブンなど重たいクッカーを乗せるのか、など将来のご自分の用途に合わせてチョイスするのがいいでしょう。

■火ばさみ
薪を扱うのに必要です。太い薪などは専用の道具の方が安定して楽しめます。がこれは完全に趣味の世界。最初は普通のトング状の火ばさみで十分です。

HATSURA 炭ばさみ 薪ばさみ 火ばさみ」を使っていますが、軽くてつかみ易くて感動しました。薪は意外に太くて重いので、専用ハサミがあった方が安心ですね(繰り返しますが安いトングでもOKです)。

■グローブ

綿軍手でも何とかなります。ただトゲと炎からの防護のために耐火グローブがあると安心です。ロングタイプと手首までのショートタイプがあります。ピザ窯でもなければ個人的にはショートで十分だと思います。また素材には牛革・アラミド繊維とあり、アラミドの方が耐熱性が高く軽量と文句なしですが、個人的にはやっぱ牛革グローブですよね~(宗教上の理由)。

私は キンコグローブ  を使っていましたが、若干薄いのが気になるのと前回破れちゃったので グリップスワニー に買い替え検討中。グローブはめちゃくちゃ汚れるので消耗品と私は考えています。だから安いヤツをこまめに買い替える方が私は好きです。なおこれも繰り返しますが、最初は綿軍手で十分です。

あると嬉しいアイテム

■焚き火用ケトル
焚き火で沸かしたお湯で入れるコーヒー。字面だけで大人の遊びって感じがしますね!!焚き火以外にも火器があれば普通のケトルでもいいですが、もし全て焚き火でやり繰りしようと思っている場合、ほぼ必需アイテム入りします。

この2つは品質と注ぎ口の蓋がある点でバランスがいいと思います。注ぎ口の蓋がないヤツは灰が入り込む可能性があるのでご注意。

実は持っていないのですが、先日「ユニフレーム・キャンプケトル」をレンタルしたら余りの快適さにハマってしまいました。執筆時はどちらもメーカー在庫が欠品中なのでしょうか?高騰していますね。いち早く適正価格にもどった方を購入します!

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■鉄フライパン
これもケトル同様、焚き火で全部やる場合は必要になります。所有欲的には turkペトロマックスが欲しいところですが、高品質で2000円くらいで買える日本製でも全然味に変わりはありません。

個人所有の「パール金属 鉄フライパン 22cm」はサイズと柄の長さ、柄が木製やプラスチックじゃない点で選びました。焚き火に突っ込んでも柄が全然熱くならず素手で持ててよいフライパンです。鉄器はちゃんと使う前に自宅でシーズニングと呼ばれる作業をお忘れなく!

■吊り下げ具
焚き火では鎖でつるされたケトルや鍋を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。三脚・四脚などが主流。ヤカンくらいならノンブランドでも問題ないと思いますが、ダッチオーブンなど重量物を吊り下げたい時は、それなりに名の知れたブランドを選んだ方が無難です。

その点「ロゴス(LOGOS) アイアンクワトロポッド」は耐荷重200kgと断トツの性能で安心です。

軽いので良ければ三脚がいいでしょう。

吊り下げ具の高さは、ちゃんと試算した方がいいです。焚き火台とクッカーをセットしたら寸足らずで使えなかった、なんてことも多いようです。

個人的には次はこのマルチハンガーを狙っています!

■薪置き
無くても何とかなりますが、荒天後など地面が湿っていると薪が濡れて火がつかなかったり煙が過剰に発生するので、あると嬉しい。

DODのやつは傑作ですね。登場した時はその便利さとアイデアに衝撃を受けました。ただバンドックのやつでも(ちょっと重そうですが)十分だと思います。色はバンドックの方がカッコいいですねー。

■火おこし
はい初心者さんが一番不安だと思われる火おこし。便利道具でサクッとやっちゃいましょうね。

私はSOTOのやつを使っていますが、実はSOTOは新富士バーナーのアウトドアブランドと言うだけで同じ会社なので、安い方でいいと思います。

ただ火おこしを手際よくする異性の姿に萌える。という特需もあると思いますし、BBQで炭火起こしもやりたい、という方向けにはチャコスタがお勧め。

ユニフレームは堅牢さで評価が高いですね。ただ私は火消し壺にもなってそのまま炭を持って帰れるグリーンライフを利用中。熱でゆがんで蓋が閉まりにくいですがまだまだ使えますよ。性能は専用品に敵いませんが、兼用品は収納性が高いのでアウトドアでは便利です。(と言っても上2つはペタンコになるので収納性も高い)

大きすぎると大量に薪や炭を詰めないと火が付かないので、こればっかりは「小は大を兼ねる」だと思います。薪や炭に火さえ点けられれば、あとは焚き火台の上で何とかなりますから。

でもやっぱりバーナーでさっと火をつけて別のことに時間を使った方が好きかな?アウトドアでは他にもやる事いっぱいありますからね。

おわりに

ここにご紹介したアイテムは、実はもっと安いノンブランド品・コピー品が手に入ります。私も使うこともありますが、安全のためには安心を買った方がいいと思います。特に火に直接関係する道具ですので、名の知れたメーカーの枯れたアイテム(ユーザー数の多い)を選ぶのがコツ。何事も100点はありませんが、自分に合ったアイテムが分かるまでは先人に習った方がいいと思います。

あなたの素敵な焚き火ライフを楽しんで下さい!
こんなに書いたのに書き切れないので続きます!!😆

※2020年12月13日 続きを書きました


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