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泣きたい時ってあるよね。

なんかタイトルだけ見るとものすごく病んでるみたいだけど、そんなことではない。

病んでる、悩んでいるは別にして、特に疲れた時とかどうにもならない思いを抱えた時って「泣きたい時ってあるよね」ということだ。


あれ?それがつまり悩んでいるってこと?


なんかそれとは、悩みとはちょっと感覚が違う気がする。

本当に辛くて泣きたい時って、目の前の実際に悩んでいる対象のことを思って自然に涙が出てくると思う。いわゆる「辛さの涙」。

でもここで言いたいことは違う。ただ単に「泣く」のだ。

それは感動する映画やドラマをみたり、本を読んだりして。

なんか最近気づいたんだが、涙を流すと心がスーッと軽くなる。胸が温かくなる感じがする。そこで、気になったから「泣くことの効用」について調べてみた。


すると「泣く」という行為に関しては以下のメリットがあるらしい。

・心のデトックス効果
・リラックスした状態になる
・マンガンの低減
・安眠効果
・痛みの緩和
・自分を解放できる

「え、すご。」


これが率直な感想。

しかも「感動の涙」ほど壊れかけの心を修復してくれるとのこと。だから泣くのって別に悪いことじゃないんだ。

あ、それに涙には涙腺の掃除を行う役割があって、泣くことで涙腺の汚れが洗い流されるらしい。また、涙を流せば体の余分な水分も排出され、顔のむくみもスッキリ取れるという効果まで。

美容効果まであるんか。


だから「泣きたい時に泣けばいい」と思ってる。

もちろんそれは、自分のワガママを押し通すためだったり、周りに迷惑をかけたりする場面に泣くのはもってのほかだが、人知れずに感動の涙を流す。疲れた時の癒しのために涙を流すってなんか素敵。

そうじゃなくても我慢してため込んだことがあれば、人前はあれだけど一人になった時に泣けばいいと思う。

そして気持ちを切り替えて、また前に進めばいいと思う。

そんな「切り替えの効果」も果たしてくれる。

「もっとつらい人はいるよ」

なんてことも言われる。

それは確かにそうかもしれない。

だけど、自分の辛さは自分にしかわからないし、自分の泣きたい気持ちは自分にしかわからない。

泣きたいという気持ちを誰かと比較する必要はない。

それはつまり、自分が泣くことによって周りに対して「辛さの暴力」を奮ってはいけないということにもなる。



感動の涙、癒しの涙、興奮の涙、そして時には悔し涙。

そんな構成で、自分を癒し、リラックスさせ、時に気持ちを切り替える。また一歩を踏み出すきっかけにする。

だから泣きたい時に泣けばいい。

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塩浦良太
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