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図工、美術が苦手だったあの頃の自分へ

今の私は会社で「広報」という立場でありながらなおかつ「デザイン・クリエイティブ担当」という肩書までついている。

たいへん身に余るくらいの肩書だが、その名に恥じぬよう日々精進をしているといった感じだ。
発信をするということ、自分がいいと思うものをより多くの人に届けていきたいという漠然とした想いから「広報」を志した。いざ蓋を開けてみたらその入口の先はいろんな方向に枝分かれしていた。

毎日が新鮮で楽しい。

苦しいけど楽しい。
この感覚ってすごい大事だと思う。

特にデザインの部分。
文章の作成とかは元々好きだったから想像通りの充実感ややりがいだったけど、デザインはいい意味で予想外だった。絶賛めちゃくちゃハマっている。

例えば企業におけるデザインガイドラインを定めるとか。
例えばWebサイトを作成するとか(コードは使えないのでノーコードツールで)。
例えばチラシのデザインをするとか。

どういう色合いで、どういうフォントで、どういう配置で。
パディングがどれくらいで、マージンがどれくらいで、ギャップがどれくらいで、角の丸みがどれくらいで。

上記もただ決めればいい、というわけではなくて。
なんでそうしたのか、そこへのこだわりの背景とかはちゃんと語れないといけない。「なんとなく」じゃだめだ。

その一筋縄ではいかない感じが好き。


ただきっとこれを小中学生の頃の自分に伝えたら腰を抜かすと思う。
なぜなら当時の自分はこういったデザインにつながってくるであろう「図工」とか「美術」が苦手だったから。

真面目に授業を受けるタイプではあったので、ありがたいことに全体的にいい成績をもらっていた。だけど図工や美術だけはいつも他より1つ下のランクだった。

もうこれはセンスの問題だと思った。一生懸命やってる(つもり)。それでも無理。あーだめなんだ、と。

それが今ではなんと一番ハマっているのだから、人生何が起こるかわからない。だから面白い。評価ってわかりやすい指標ではあるけど、結果を突き付けられる部分でもあるから難しいものだ。

でも環境だったり目的意識だったりがその固定観念を取っ払ってくれるとも感じた。


今苦手だと思っていることがある人もいるだろう。
自分もいくつか思い浮かぶことがある。

たしかにそれはずっと苦手なのかもしれない。
でも実は今だけ苦手なのかもしれない。

自分から勝手に可能性に蓋をせず、フラットにいろんなものを吸収していきたいなって思う。


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