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「自分の底力を信じてる」

どこかの文章で見た、

「自分の底力を信じてる」

という言葉、好きだなーと同時に自分もそうだなーと思うから備忘録として残しておく。

自分の中で大事にしている言葉っていくつかある。
例えば高校時代、先生からいただいた『仁者無敵』とか。

自分で造語としてつくった『石橋を叩いて踊る』とか。

そんな感じでいくつかあるんだけど、それらと筆頭するくらい自分が大切にしているのが、

『なんとかなる、いや、なんとかする』

だ。

自分という人間は特別自己肯定感が高いわけではない。むしろ低い方かも。慎重に慎重に、自信がないから練習もたくさんする。下見もする。準備めちゃくちゃする。

ただそれでいて結果にはこだわる。結果を残さないと振り落とされる人生だと思っていた。自分がなんとかこの世界にしがみついていくには、自分の力で結果を出していくしかない、多少大げさだけど結構本気でそう思っていた。

もちろん周りにも恵まれて、多くの人に支えられながら結果はついてきた。ただそれと同じくらい、自分に対しても信頼をおいていた。最初から上手くいかないことの方が多い。でも動じない。

最後にはなんとかする、なんとかできると自分の底力を信じてきたから。実際クリアしてきたから。

人はこれを自己肯定感が高い、というかもしれない。それならそうでもいい。でも自分が一番よく知っている。自分は大したことはない人だと。だからたくさん練習しなきゃおいていかれる。ただ、たくさん練習できる人間だと。

この方向性がちょっと間違って、いろんな経験をへて一時期「信じられるのは自分だけ」になっていたこともあった。でもそれじゃあ生きづらいよね、と思った。そんなの楽しくないよね、って。

適材適所でお願いごとをしていくのだって自分の責任だ。
合う人を見つけていくのだって自分の責任だ。

最近は、まだまだだけど少しずつそれも出来るようになっている気がするな。でももっと出来るな、自分だったらまだ出来る。

今書いていてわかった。
自分には底力があるんじゃない。
自分には底力があるんだと信じていたいんだと思う。
そうやって自分を奮起させていきたいんだと思う。

なんせそれが今の自分の走る力になっているから。

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塩浦良太
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