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ポップに悩む

よく「座右の銘は?」みたいな質問ってあると思う。
(そもそもそんなこと聞かれる機会は少ないが)

いつか聞かれたときのために、自分の座右の銘を考えてみるのだが「これだ!」というのがあんまり出てこない。というのも、好きな言葉、支えになってる言葉が多すぎて1つに選べないのだ。


造語で言えば、「石橋をたたいて踊る」とか、

「これまでがこれからを決める」のではない。
「これからがこれまでを決める」のだ
、という言葉も好きだし、

他にも例えばチャップリンに、

「人生はクローズショットで見れば悲劇でも、ロングショットで見れば喜劇だ」

という言葉も好き。

そんな感じでいろんな言葉が自分を支えてくれてるから、なかなか決めきれないわけで。

だけど最近、「ただ総じて言ってしまえばこれじゃね?」というのが見つかった。それがタイトルにもした、

ポップに悩む


我ながら、自分という人間はなかなかに考えるというか、悩んでしまうタイプの人間だと思っている。

現状をどう良くするかとか、相手の意図をくみ取るとか、自分の見られ方を気にしてみたり、「本当に考えた方がいいこと」から「考えてもしょうがないじゃん」みたいなことまで。

ちょっと前まではそんな「悩んでしまう」ことに対して悩んでしまうという、よく意味のわかんないループに陥ることもあった。

でもこれって「悩む」ことが悪いんじゃい、ということに気づいたのはいつくらいだろう。結局これは、”気持ち”の部分が影響しているわけであって。


前向きなことを考えている時は、どんどん気持ちは前向きになっていくし、後ろ向きなことを考えている時は、どんどん気持ちが後ろ向きになっていく。

我々は何かと後者の方だけ切り取って「悩む」と言っているが、広義な意味で捉えればどっちも悩んでいるわけで。結果的には自分の気持ち次第なんだと思う。

だったらさ、後ろ向きなことで悩んでいる時も、気持ちはポップに悩めばいいじゃん!って。後ろ向きな気持ちで悩んだって、出てくる答えも後ろ向きなことになっちゃうんだから。


ただでさえ考えることが多い自分なんだから、そこらへんのコントロールは自分でできるようになった方がいいなと思って、それでたどり着いたのが『ポップに悩む』


楽しく悩んでいこうよ。
だって悩みの方向性は違えど、その現状をどうにか好転させたいと思っているから悩んでいるんでしょ。

じゃあ気持ちから前向きにいかんとね。


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塩浦良太
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