自分は必ず誰かの役に立てる No.402
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2022年2月7日 「DAYONE日記」No.402
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
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昨日、小学校3年生の長男から…
「119番にかけたらどこにつながるか知ってる?」
と言う質問を受け、私は、「消防署」と回答すると…
「違うで!通信指令室やで!!」
と自信満々に息子が答えました。
その後、なんで司令室につながるのか確認しましたが、その点ついては、明確な答えも持ち合わせていなかったようで、話はそこで終わりました。
その後、調べてみると、119番すると消防署につながる前に通信指令室につながり、そこから各消防署やレスキューなど状況によって指示がされ、手配されるのです。
やっぱり、小学生の頃は全く勉強していなかったので、無知が露呈する形になりましたが…(笑)
でも、改めて通信司令室を考えてみれば、非常に理にかなっているのです。
仮に通信司令室がない場合を想定してみます。
火災があった場合、消防署に直接連絡すれば、消防車の手配はできます。でも、そこで、消防は他のことは把握しないので、レスキューや警察の手配はしないのです。
つまり、よくある縦割り組織のように、自分のところの業務以外はやらないということです。
行政やビジネスでも、〇〇課で処理した後、他の〇〇課に行ってくださいという指示を受けたりします。こちらからすれば、同じ行政や会社ではと思うこともあるのですが、ワンステップ化はできないのです。
仮に、火災があった場合も同じような対応になれば…?
混乱するだけです。そして、人命がかかっている以上、そんなことをやっている場合ではないということです。
だから、通信司令室があって、そこがハブになって対応してくれるのです。
そこで、状況に応じて最適な組み合わせを手配してくれるのです。そう考えると、本当に世の中の人々のために活動してもらっていて感謝です。
そして、このハブという機能はとても便利だと今更ながら思えるのです。
今回は、通信司令室ですが、他にもハブの機能はあります。
例えば、「保険の窓口」という会社があります。
あそこには、各保険会社が販売している保険商品の大部分が取扱できるようになっています。
保険の窓口では、お客様と相談ながら、お客様のライフプランにあった最適な保険商品を提案するのです。
つまり、各保険会社の代理店に相談すれば、自分の会社の保険商品のみを販売します。それは、当たり前のことではありますが、それがお客様のニーズに、最適化しているかどうかは別にして…。
でも、この保険の窓口がハブになることで、お客様のニーズに合わせた保険商品を、様々な保険会社の中から選んで提案してくれるのです。
これも一つのハブ機能といえます。
そして、このハブになるというのは、人間関係においてもいえると思っています。
それは、自分が誰かのハブになるということです。
「あいつに相談すれば、誰か紹介してくれたり、解決してくれる。何か答えを見つけてくれる。」
ということです。
自分が持っている人間関係のネットワークが、自分以外の誰かのためのハブになるのです。
他人から相談されれば、自分では解決できないことでも自分が持っているネットワークでその悩みを解決出来る人を紹介できれば、相談された人にとってはとてもありがたい話なのです。
つまり、自分のネットワークは、他人の悩みを解決することが出来るのです。
だから、人間関係を広げていくというのは、それだけ誰かにとっての様々な悩みを解決できる幅も広がるということです。
そして、それは必ず誰かのハブになるのです。
だから、人間関係を広げ良くしていくというのは、自分にとってのつながりが拡大していくという側面がある一方で、誰の役に立てることも増えてくるということです。
だから、自分は誰かのハブになれるという気持ちを持てば、自然にネットワークも拡大志向になるような気がします。
「袖振り合うも多生の縁」という言葉もあるのです。
この言葉は、道を歩いていて見知らぬ人とすれ違うのも、前世からの因縁による。行きずりの人との出会いやことばを交わすことも単なる偶然ではなく、縁があって起こるものである。
という意味があります。
つまり、人のご縁を大事にすることが、自分の人間関係も大きく、そして、豊かなものになっていくと思えるのです。
だから、日々、自分が誰かのハブになれるという気持ちで、様々な人とのご縁を大事にして行動していきます。