演じることで意図的に自分を変えていく №934
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2023年7月25日 「DAYONE日記」No.934
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
先日、
「経営者は経営者を演じなければならない」
という言葉を教えてもらえました。
これは、どんなに優れたリーダーも
人々の前に出ているのが本当の姿ではなく
そのリーダーを演じているそうです。
例えば、
ジャパネットたかたの元社長である
高田明さんも、テレビの前では
テンションの高い方ですが、
プライベートでは、とても寡黙な方だそうです。
ユニクロの柳井さんも、
実は物静かな方だそうですが、表舞台に
出られると、しっかりとした言葉で
皆を引っ張っていく経営者です。
これらは、お二人とも
その経営者や役割を演じていると
捉えることができるのです。
むしろ、
その役を演じれるように
努力されているのです。
自分は、
こんな性格のタイプだから
リーダーのような役割は無理だ、と思っていても
仮にそのようなリーダーの役が
回ってきたらどうでしょうか?
その時、
自分は向いていない、と諦めるのか、
そのリーダーという役割が出来るように
自分を演じるのかどちらかです。
ただ面白い話があって
人は、何かを演じていると、演劇と同じで
その役が上達していくそうです。
さらに、その役を演じ続けていると、
その役も本当の自分の一部にもなっていくのです。
自分には、そういう側面もあったのだと
思い込みするようです。
これは、演じることで、
結果として自分を変える、ということに
なっているのです。
我々は、
社会の中で、本当に様々な役割を
担っているはず。
社会人の姿
上司の姿
親として姿
子供としての姿
友達の中での姿
勉強仲間の中での姿
など、それぞれに役割があります。
そして、多少なりとも
場面や環境によって演じているはず。
それを意図的に取り組んでいくことが
その役を演じることになり、その役が上達して
自分を変えていける。
これは、意図的に自分を変える、
という事にも通ずるのです。
つまり、
「なりたい自分」もまさにそうです。
「なりたい自分」をイメージし、
その役割を演じることで、それに近づいていく。
だから、
そのためにもロールモデルが
必要になるのでしょう。
そのロールモデルをイメージしながら
その役を演じ続けるから、少しずつ近づく。
「成功者の振りをしろ」
という言葉がある通り、
人はその役割を演じ続けることで、
その思考や行動に変化していく、という事。
自分は無理、だと限界を設けずに
まずはその役だと思って演じることから
始まるのだと。
そうやっていく内に、
自分が変化していくのです。
それが完全に
変化できるかどうか分かりませんが
少なくとも、
何もしていないよりは近づくはず。
自分は自然に変わることもあるでしょうが
そうやって意図的にも
変えていくことができるはず。
だから、
自分がコントロール出来るものとして
どんどん演じながら変えていきたいものです。
それでは、皆さん。
本日も良い1日をお過ごし下さい。