「変わるもの」と「変わらないもの」を見極める No.376
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2022年1月12日 「DAYONE日記」No.376
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
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一昨日、新年明けて初めて散髪に行ってきました。
その美容室は、結婚した時に借りていた賃貸ハイツの隣にあったので、便利で通っていました。そして、今は、そのハイツから別の場所に引っ越しして8年になりますが、今だに車で15分かけてその美容室に通っています。
その理由は?
その店は、オーナーが一人でやっているので、そのオーナーと人間関係ができており何も説明なくても「いつも通り」と言えば、全てやってくれるからです。
余計なことを言わずやり取りもなくスムーズにやってくれるから私は通っているのです。他者へのスイッチングコストは低いのですが、便利さとオーナーの人柄で通っているということです。
そんなオーナーと散髪してもらっている時に話をしたことがきっかけで、私自身改めて気づいた話です。
オーナーが、「最近は、年明けてから散髪に来られる方が増えました。井上さんもそうですが(笑)。昔は、新年を迎えるにあたり、年越しまでに散髪するのが当たり前の時代だったんです。でも、今はそのような風習も少なくなっている気がします。そもそも、大勢で親戚一同が集まる機会も減っているのでしょうから。」
という話が始まったのです。
そこで、私も昔をそんな感じあると思い、もう少し昔はどうだったか聞いてみると、オーナーが嬉しそうな話始めました。
「だから、昔の床屋と言えば、年末にすごい忙しかったのです。皆が殺到するから…。田舎はさらに酷くて、そもそも、地域に床屋が1・2軒しかないから、皆がそこに殺到するんです。だから、田舎の散髪屋は、年末寝れない位忙しかったらしいです。でも、今は、年末までにということも無くなり、年末のピークの忙しさがマシになり、1月にずれ込むようになったのです。おかげで、売上も忙しさも平準化されて良かったですが(笑)」
つまり、ある風習が少しずつ失われることで、売上や繁忙にも影響があるということです。
そんな話を聞いていると、確かに昔の正月に比べて今はだいぶ変わった気がします。
昔は、正月になれば玄関飾りや車のしめ縄が当たり前で、やっていない家の方が目立った気がします。
逆に、今はその数も圧倒的に減っています。
古き時代の風習が少しずつ失われているのかもしれません。やはり、時代とともに人々の生活スタイルを変わっていくということです。
このコロナが典型的な事例で、マスクを毎日する生活学毎日来ると思ってもみませんでした。でも、それが今の日常です。
そして、今はスマホで何でもできる時代。携帯がサイフ代わりになるとは、想像も出来ませんでした。
そう思うと、時代の変化とともに自分もそれに合わせて変わっているのです。
でも、環境が変化しても、「変わるもの」と「変わらないもの」があるはずです。
変わるものは、先程の外部環境に基づく生活スタイルの変更などが挙げられます。
一方で、「変わらないもの」は?
それは、例えばコミュニケーションやタイムマネジメントなど普遍的なスキルやノウハウです。
コミュニケーションの方法も、昔に比べて多様化しています。昔は、対面のみだったコミュニケーションがいつの間にか、電話、オンライン、LINE、SNSなど様々な方法が増えています。
でも、コミュニケーションの本質は、ずっと昔から同じです。それは、人と人が心を通じて分かち合うことです。それは、昔も今も同じです。
だから、変わるものがあれば、変わらないものもあるのです。そして、変わらないものは、いつの時代でも変わらないのです。
そして、その普遍的なものは、人としてとても大事なスキルや能力ではないでしょうか?
最近、むしろ、変化が激しくなってきている時代だからこそ、より変わらないものの希少性を増していくようにも思えます。
コミュニケーションの方法は、さらに様々な手段が出てくるかも知れません。でも、本質は同じです。その取り方や方法が変わるだけです。
だから、大事なことは、その普遍的なもの、本質をしっかりと学び理解することだと思います。
変化が激しい時代だからこそ、きちんと自分という存在が維持できるように、変わらないものは身につけたいものです。
ということを散髪をしてもらいながら考え、また自分の気づきとなりました。