「根回し」をポジティブワードに解釈する No.1139
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2024年2月15日 「DayOne日記」No.1139
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
先日の記事で…三菱UFJ銀行が
業務効率化と意思決定のスピード向上策の
一環として、2月から社内会議での
参加者への「根回し」にあたる事前説明を
原則廃止する、という記事がありました。
これでどれだけスピードが
向上されるのか?
とても興味があります。
どの会社でもありそうなことなので。
何となく「根回し」という言葉だけ聞くと、
少しネガティブなイメージがあります。
(私は、そのように感じてしまうのですが…)
でも、改めて、
「根回し」ということを考えてみると…
相手に対しスムーズに意思決定してもらうこと
時間をかけて正しく理解してもらうこと
という解釈をすれば、
相手に対する「思いやり」とも
捉えることができます。
何となく、「ゴマすり」として
「何とか通してもらおう」というよりも
限られた時間の中では
十分に説明しきれない可能性があるから
事前に伝えておく、ということ。
「根回し」と「ゴマすり」が
近しく捉えがちだから誤認してしまう
可能性もありそうです。
でも、正しく切り分けると、
「根回し」は決して悪くもないと考えます。
つまり、相手に対して
正しく判断してもらえるためには?
という側面もあるからです。
だから、三菱UFJ銀行も
原則廃止としているので、個別案件によっては
当然に「根回し」するはず。
いずれにしても、
「根回し」という言葉も正しく理解すれば
むしろ、前向きな言葉になるのです。
なぜなら、
仕事を正しく進めていくために
必要なプロセスだから。
権限者に正しく理解してもらい
正しく判断してもらう。
これって、間違いではないはず。
今回、私の中で…
「根回し=正しく判断してもらうための説明」
と解釈するようになったのは
とても収穫があったと。
ビジネスの基本として、
相手に対して、正しく伝え、理解してもらい
判断してもらう。
このコミュニケーションの言い換えが
「根回し」の側面があると捉えようと思います。
やはり、言葉というのは
何となく理解している側面もあるので
きちんと意味を理解し、自分で解釈する。
本質は、そこにあると
改めて感じる今日この頃です。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。
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