組織における「所属価値」について考えてみる No.643
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2022年10月7日 「DAYONE日記」No.643
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
私自身、組織の中で働く人間として
最近とても強く感じていることがあります。
それは何か?
それは、所属価値についてです。
これは、どういうことか?
所属価値とは、ある所属を通して感じる価値。
と定義しています。
多分、一昔前の考え方であれば
所属価値というのが
とても重要視されたように思えます。
それは、有名大学に入って有名な会社に入る。
そうすれば、後は定年まで安心。
そこで所属していることに安泰がもたらされ
それ自身が価値になっていたのです。
そして、所属している自分にも
その価値があると思えるのです。
実際には、
所属から外れると孤独を感じるようですが…。
終身雇用全盛期の時代は、
まさに、この考え方が当たり前だったのです。
でも、人生100年時代になり、
高齢化が進む中、それだけでは通用しない時代に
なってきていると思います。
仮に、定年を迎え60歳で退職しても
残り40年間あるのです。
つまり、大学を卒業して退職を迎える期間と
同じ期間がまだ残されているのです。
そう考えると、一つの会社で
一生安泰という発想は厳しくなるように
思えるのです。
所属価値だけで逃げ切れる方も
いるかも知れませんが、
ほとんど無理ではないかと思うのです。
という事を考えると、
大事にしなければならないのは
「自分」という存在です。
私自身も会社を退職したことないので
直接的に感じた事はないですが
会社勤めの方が会社を辞めると何が起こるのか?
本を読むと、書かれているのが…
「自分は組織に所属していたから守られていた」
「自分には会社以外のつながりが何もない」
「孤独を感じる」
という意見もあるのです。
つまり、会社を退職すれば
自分1人で生きていけなければならない
という事になるのです。
その後、別の会社に就職できればいいですが
そうでなければ…。
年金と今の財産で残り40年いけるか?
という不安も出てくるのです。
という事を考え出すと、所属価値に
満足しているだけでは、とても危険ではないか
という危機意識が芽生えてくるのです。
そして、60歳という定年を迎えた後から
何か新しい価値を見出そうと思っても
なかなか行動できるものではないのです。
であれば、所属している間から活動する。
それは、組織以外での
自分の存在価値を高めるような活動、
むしろ、
自分が自分として
認めてもらえるような場所を見つける。
コミュニティーを参加する。作る。
そういうことを
積極的にやっていく事が
とても大事だと思えるのです。
自分なりの
プラットフォームといえるかも知れません。
だから、所属価値だけに満足するのでなく
自分の価値が見出せる存在価値という事も
とても大事になるのです。
このハイブリッド的な考え方が
これからの時代に
必要になってくるのではないかと
私自身は思っています。
これは、一つの考え方なので
他にも様々あると思いますが…。
いずれにしても、
自分のこれから長い人生を考えた時に
先を見通して今から活動する。
これは、とても大事になるはず。
そのためにも、自分に矢印を向ける。
自問自答しながら
自分の価値とそれを高めることについて
日々、意識して取り組んでいきたいものです。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。