BS・PL思考で考える　No.1321

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2024年8月15日 「DayOne日記」No.1321
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

人生における短期的な視点と
長期的な視点という考え方があります。

目の前のことは、短期的な視点。
5年後、10年後もという長期的な視点。

この両方が大事になるのですが
その目的をよりイメージした比喩を
教えてもらったのです。

それは、比喩表現として
PL思考、BS思考を教えてもらったのです。

会計や決算に関わっている人であれば、
ご存知なはずですが、

PLというのは、
企業の1年間の売上、費用、
そして、差し引いて残った利益を表すもの。
損益計算書と呼ばれていています。

これは、
1年間の企業における成績であり、
短期的な目線といえます。

もう一つのBSは、
企業設立して以来、過去からの積み重ねが
ストックされている資産や負債、
純資産（累積利益）を表したもの。

貸借対照表と呼ばれています。
これは、企業が創業して以来から
現時点における企業の状況。
つまり、長期的な目線といえます。

これらで考えると、
企業における1年間のPLだけが良好で
あっても、すぐにBSには反映されない。

もしくは、

あくまで単発の可能性もあります。

大事なことは、BS。
BSこそ、まさに今までどれだけのことを
積み重ねしてきたのか？
ということが判断できるのです。

PLは単年度の結果であり、
その短期的な視点も大事になるのですが
その連続性の結果は何で現れるのか？

それがBSなのです。
そして、PLで獲得した利益を
どのように使ったか？

それがBSに現れるのです。

獲得したお金をどのように使ったか？

設備投資したのか、
人材育成に投資したのか、
株を買ったのか、

ということもBSをみれば分かるのです。

そして、人生というのは、
PLというものをいかにBSという資産に
変えていけるのか？
そこが大事になるのです。

例えば、
一発屋芸人といわれる人達は、まさに
瞬間的、短期的なPLだけが抜群に
伸びたのでしょう。

ただ、短期的なPLだけで、
それをBSを上手く投資できないからこそ
一発屋で終わってしまう。

大事なことは、
BSをいかに膨らませていくのか？

そのBSこそが自分という人間の
人生基盤を盤石にしてくれるのです。

毎年のPLは
決して大きくなかったとしても、
少しでも利益を残し、その利益を使って
BSを膨らませることで、
自分の人生というのは
豊かになっていくのではないでしょうか？

その投資は、有形資産と呼ばれる
物理的な家や時計、車といったものだけでなく
無形資産といわれる目には見えない
人間関係や健康、家族関係、学びも
その類になるでしょう。

こうやって考えると、
いかに自分のBSとPLをあげるのか？

そこに注力することができるのです。


私自身にとっては、
この比喩表現によって、より自分の考えが
整理されたのです。

だから、PLだけでなく
長期的な視点としてのBSも意識して
「自分は、何に投資しているのか？」
ということも意識しながら
取り組んでいくことで、
自分の行動もより明確になっていくはず。

ぜひ、皆さんをご参考に！！

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。