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仕事も人生も「全体」と「部分」の往復運動が大事 No.663

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2022年10月27日 「DAYONE日記」No.663
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

仕事をしていると、
本当に色々な考えをもった人達に
出会います。

特に、会社や組織の中で多いのが
「自分のことだけ」
もしくは、「自分の業務だけ」
しか考えていない人です。

それなりの立場の方であれば
上から広く組織を見渡すという視点で
全体最適が求められるものです。

でも、実際の視点は部分最適。
という事があります。

そして、そういう方々と話すと
ある共通点があります。

それは何か?

仕事に関する話をしていると…
「私」もしくは、「私の業務」という主語から
始まる話が多いのです。

全体最適という視点で考えれば
「部全体として。組織全体として」
という表現や主語になるはず。

でも、自分のことだけ考えている人は
そのような言葉が出てこないのです。

人それぞれの考え方や視点があるので
そこを否定するつもりはありません。

また、組織は分業制であるが故に
その業務だけを見ておけば良いという
感覚に陥りやすいとも言えます。

でも、部分だけを見ていても
解決できない事が多くあるのです。

そうなった時に部分最適だけでなく
全体を見てみるという視点も必要なのです。

その時に、
組織でいえば、分業と分業を接続してみる。
川上と川下を繋いで考えてみる。
部署と部署を含めて考えてみる。

そうする事で、
見えてくる世界が変わるような気がします。

木を見て森を見ずという感覚でしょうか?

もしくは、
迷路の現在地だけ見て、全体を見ず。
そうすると、
ゴールにはなかなか辿り着けないはず。

だから、視点を高くするというのは
今までにない視点や解決の糸口の手段としても
大事な事ではないかと思うのです。

そして、視点を上げるからこそ
気づける事もあります。

本当に、
問題や課題点も部分だけで捉えていても
その原因が見えにくい。

でも、全体の中で見る事で
その本質な原因が別のところにあると
気づく事もできるのです。

大切な事は、
その部分と全体の往復運動です。

全体だけ見るのではなく
部分的に見ればどう見えるのか。

そして、部分だけ見るのではなく
全体で見ればどう見れるのか。

この視点の転換が大切になるのです。

でも、これは
「言うは易く行うは難し」です。

言うのは簡単ですが、
本当に実践するのが難しい。

仕事でいえば、現業もある以上
自分の業務を1番に考えてしまいがち。

さらに、自分の業務やラインを
守りたいという気持ちも出てくるのです。

何よりも、人間は弱い生き物。
だから、そもそも何か負荷のかかる事は
避けたくなるものです。

でも、そうやって
逃げていても現実は何も変わらない。
何の解決しない事が多いのです。

部分に拘りすぎず全体も意識する。
という事です。

全体と部分を関係性を見ていると
人生も同じだと思うのです。

なかなか人生という全体で
見ることが出来ず、部分の今だけになってしまう。

だから、自分がどう生きたいのか
分からないという事が発生するのでは?

でも、大事な事は
部分という今の積み重ねが自分の人生という
全体を形成していくという事です。

つまり、
部分の総和が全体になるのです。

だから、逆に全体から見て
今の取り組みや生き方がどうか
という視点も大事になるのです。

その往復運動が
より人生を良い方向に作ってくれると
思えるのです。

この部分と全体という視点は
応用範囲はとても広いと感じます。

全体を見る。視点を高くする。俯瞰する。

こういった言葉を
意識して実践することで
自分の視野が広がる。

そして、
物事の見方も多面的に
見ることができるになっていく。

これは、
自分自身を成長させる上でも
とても大事な思考だと
改めて感じています。

だからこそ
自分の思考を狭くせずに
広く見ることを意識しながら
これからも取り組んで
いきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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