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口癖から学ぶ自分の言語体系 No.354
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2021年12月21日 「DAYONE日記」No.354
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。プロフィールは以下の通りです。
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先週の日曜日に、子供たちと近所のイオンに行ってマクドナルドを食べようと並んでいた時に遭遇した話です。
並んでいると、横の方で何やらクレームを言っている人(Aさんとします)がいたのです。
聞き耳を立ててみると、Aさんが…
「こんな冷えたポテト初めてなんやけど!どうなってんの?」
と店員にクレームを言っていたのです。
話を推測すると、Aさんは、今、旬のグラコロバーガーセットを注文しグラコロを食べ終わった後に、ポテトを食べようとしたら、ポテトが冷えていたのです。
それについて店員にクレームを言っていたのです。
その一部始終を見ていたのです。
最後は、Aさんが…
「ほら、触って。めっちゃ冷たいやん。なめてんの?
交換して」
という高圧的な言葉を店員に投げかけてました。
それに対して、流石マクドナルドの店員さんでした。クレーム対応は抜群です!
「大変申し訳ございませんでした。
直ちにお取り替えさせていただきます」
と言ってすぐに店の中に下がっていきました。
素早い対応にも関わらず、ポテトの交換を待っている間も、Aさんは、イライラを隠せない様子で、「むかつく…イライラする…」独り言を言いながら激しく貧乏ゆすりをしていました。
そして、無事ポテトの交換も終わり、店員さんが…
「本当に申し訳ございませんでした。
今後、二度とこのようなことがないよう徹底して
参ります」
と深く腰を曲げお詫びをしていましたが、Aさんは、それに対して見向きもせず、返事することもなく消えていきました…。
それを見ていた私の6歳の長女は…
「あの人、怖いね…。言葉がきつい」と一言。
私もそれを聞いて、本当にその通りだと思いました。
私自身、Aさんの事は全く知りませんが、今日のやりとりの一部始終を見ていただけで、何となく日頃からどんな言葉を使っているか、想像できました。
一時が万事で、多分Aさんは、日頃からネガティブなワードが口癖になっているはずです。
人の口癖というのは、その人が普段脳内で回している言語体系であり、その言語体系がその人の認識を生み出し、それが自分の行動の意思決定基準になっているのです。
つまり、自分が普段からどんな言葉を口癖にしているのか、また、多くの種類を使っているかによって、自分の行動基準や意思決定基準が確立されているのです。
Aさんの言語体系はネガティブで、かつ、他責思考なはずです。だから、環境や他人のせいにする思考だから文句も言うし、他人を罵るのです。そう考えると、納得できるのです。
それ以外にも、例えば、「タイムマネジメントが大事」だと思っている人でも、日常的にタイムマネジメントについての言語体系が口癖になっていなければ、自分の頭の中で、その言語体系が確立されておらず、行動にも反映していないはずです。
つまり、定着していないということです。そのためには、何度もこの言葉に触れ、行動するという繰り返しをすることで、自分の中で言葉と行動が身体知化するのです。
だから、一度自分の口癖を考えてみてください。
それが、自分を既定しているものです。
だから、「何かを変えたい。自分を変えたい」と思えば、今自分が使っている口癖について見直しということです。
それは、新しい意思決定基準を頭に入れるのと同じことです。
自分の頭の中の言語体系によって、我々は行動しているのです。だから、そこを意識するだけで、必ず新しい行動が生まれるのです。
だから、いつも良質な言葉を浴びる。
良質な言葉は自分に浴びせ続けるから、それが頭に残り行動に少しずつ反映していくのです。
やはり、言葉によって人の行動がもたらされていると考えれば、言葉を大切にする必要があるということです。
改めて、言葉の大切さを実感した出来事でした。