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【#1072】営業が向いていないと感じるあなたへ
皆さん、こんにちはー!
今日は「営業が向いていないと感じるあなたへ」というお話をします。
営業を卒業する人をたくさん見送ってきた
僕は、20年間、営業の仕事をしています。
そのうちの17年は比較的、離職率の高い人材サービス業界で、2年間は離職率の高い地方企業で、1年間はスタートアップ企業で営業をしています。(つまり、いつも離職率が高いw)
プレーヤーとしても、マネージャーとしても、たくさんの「営業が向いていないと言って、卒業する人」を見送ってきました。
その中で、僕がいつも、残念に思っていることがあります。
それは、営業からの卒業をする方のほうが、営業を続ける人よりもよっぽど営業に向いている(ことも多い)ということです。
もしも、今読んでくれているあなたが、営業が向いていないと悩んでいたりするなら、本当に向いていないのか、ぜひ、このnoteを読んでみて、振り返ってみて欲しいなと思います。
押しが強くない
僕が、見送ってきた、向いていないから営業を卒業するという人の80%に当てはまるのが、「自分は、押しが強くないから営業に向いていない」と判断しているというパターンです。
でも、一度立ち止まって考えて欲しいのです。
果たして、押しが強い人が営業に向いていて、押しが弱いと営業に向いていないのでしょうか。
あなたは、押しの強い営業から、何かを買いたいと思いますか?
僕は思いません。
商品やサービスがオススメすぎて、押しが強くなるのは気持ちいいのですが、性質的に押しが強くて、何とか売ってやろうとしてプッシュされても、引いてしまいます。
実際、押しが強いだけのトップセールスなんて、(たぶん)見たことないです。(押しの強い性格だったとしても、それを巧妙に隠せないとトップセールスにはなれないと思う)
むしろ、押しが弱い(もしくは、弱そう)な人が、オススメしてくれたサービスのほうが、良いものなのかもしれない・・・と、聞く耳を持ってもらえることもあるのではないでしょうか。
数字に追われるのが苦手
それに加えて、僕が見送ってきた、向いていないから営業を卒業する人の120%に該当するのが「数字に追われるのが苦手」というパターンです。
・・・断言します。
これは気のせいです。
そういう方に「ビジネスである以上、目標となる数字があるのは普通って言われたらどう思う?」と聞いてみると「目標や数字があるのは違和感がない」と答える方が多いです。
であれば・・・営業においても、数字の目標が存在しているだけなので、僕は気のせいだと断言するのです。
何よりも、数字は追いかけてきません。
数字は追いかける目標としてそこにあって、追いかけてくるのは会社や上司によるプレッシャーです。
数字に追われると感じた時、目標達成をするプレッシャーに理不尽に追いかけられている可能性が高いです。僕は人材サービスの仕事が長いですが、目標未達成のプレッシャーが高すぎなければ、そして、状況を理解したマネジメントがなされていれば、「数字に追われる」と表現する人は全くいませんでした。
ちなみに、僕の思う、理不尽な営業現場の見極め方は「営業なんだから・・・」という枕詞が頻発することです。営業だからなんだよ?っていう内容ですが、それっぽい響きになるのでダメマネージャーがよく使います。
「営業なんだから、結果にこだわれ」
「営業なんだから、やりきれ(達成するまで帰るな)」
どこかで聞いたことありません?
営業じゃなくたって結果にこだわった方がいいし、営業でも営業じゃなくても心身を大切にしつつやり切った方がいいですよね。
お客様の課題を解決することが仕事
ここで営業という仕事を定義し直すために少し哲学的な話になります。
仕事とは何なのか?
僕は仕事とは分業による社会貢献だと捉えています。
僕が猪獲ってくるから、あなたは水を汲んで来てー!という世界観です。
つまり、仕事とは誰かを幸せにしたり、豊かにしたりしながら、自分も豊かになっていくための方法なのです。
そして、営業というのは、自分や仲間が取り組んでいる貢献を世の中に伝えて、必要な人に届ける行為です。
素晴らしい貢献をしていても、届かなければ意味がありません。その点で僕は営業は仕事の中の仕事だと思っています。貢献してることを伝えることに貢献することで価値を提供ができるのは素敵なことだと思いませんか?
ちなみに、会社が提供しているものが社会貢献に思えなかったり、詐欺的だと思われる際は営業はしんどい仕事になります。仲間を信頼できないときも。その時は営業という仕事ではなく会社を疑ってください。
向いていないのはあなたではなく、先輩や上司
さて、営業が向いてない派の、そこのあなた。
そろそろ営業に向いている気がしてきましたか?
もう一度、声を大にして言います。
あなたは営業に向いていないわけではない可能性が高いです。むしろ、多くの場合で先輩や上司がマネジメントに向いてないことが多いです。
理不尽に数字に追いかけられて、押しの強い上司に詰められるのは嫌ですか?
嫌ですし、辛いですよね。
そんなあなたは、誰よりも素敵な営業になり、誰よりも素敵な営業マネージャーになる可能性があるのではないでしょうか。
最後に
今日は「営業が向いていないと感じるあなたへ」というテーマでお話しました。
営業に悩む皆さん、いつでも連絡ください。僕で良かったら壁打ち相手になります。人材系ならメンタリングくらいはできると思います。
一緒にコツコツ成長していけると嬉しいです。
では、また!
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