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持続可能営業のススメ② ~営業職のメリット~

今日のnoteは「営業職のメリット」についてお話しします。

前回のnoteにあった、なぜ営業を「社会に貢献する仕事を営む」と定義する必要があるのかという話です。

いつの時代も営業職は有利な職種

前回の持続可能営業のススメシリーズのnoteでは営業という仕事の定義について書きました。↓

その中では、営業とは「売上を立てること」「Sales」ではなく「社会に貢献する仕事を営む」と定義するというお話をしました。

そして、営業=「社会に貢献する仕事を営む」という定義の中では、営業はいつの時代でもビジネスパーソンとして、一人の人間として非常に有利なポイントの多い職種と言えます。

営業という仕事の、信頼関係を結び、顧客の話を引き出し、顧客の問題を設定して、顧客の問題解決を手伝い、売上を上げる、そしてアフターフォローという一連の流れの中に、「社会貢献」の全てが詰まっていると言えるからです。

”事業を営むという意味合いの中での営業職は「社会貢献」そのもの”であり、それを給料をもらいながら学ぶことができることは営業職における他の職種には見られない最高のメリットと言えると考えています。

しかも、事業を営むということは時代によって必要な能力や勘所が変わる分、活躍ができるよう学び、準備をし続ける限り、時代遅れになるという心配もありません。


今の時代はもっと有利

いつの時代も営業職は有利な職種だと言えますが、現代はさらに有利といえます。

また別のnoteで書いてみたいと思いますが、現代は変化の激しい時代です。

持続可能な経済成長という二律背反にも思える目標を達成しなくてはならない時代であり、モノを作れば売れた時代とは違い、大量消費への疑問が出てきています。また、少なくともプロダクトや情報の質は、どの売り手から買っても大差なくなってきて売り手そのものの魅力=営業力が求められてきています。

また、モノを作れば売れた時代は営業職の活躍が少なくても売れた時代ともいえます。そのころの名残で、営業職の価値に気が付いてない会社も少なくないですが(新卒をあまり狙いはなくとりあえず営業に配属する、エース社員は営業部門に配置しない…など)、今の時代はこれから先必要な能力を学びながら仕事ができるという点でより有利な職種だと言えると僕はとらえています。


参入障壁が低い

ここまでは、簡単に営業職そのものの有利な点をお話ししました。

①社会貢献そのものが詰まっている
②先が読めない時代の先端にいると言える

それ以外にもとても重要な有利なポイントとして、参入障壁が低いということがあります。

総務省の令和元年の労働力調査によると、全労働人口の6326万人のうち、営業職とみなせるであろう販売従事者は862万人いて、全体の13.6%を占めます。

同等以上の就業人口がいるのは専門的・技術的従事者か、事務職ですが資格や知識のないところからでも挑戦できる仕事でこれだけの就業者数の職種はありません。

このうちの半数が僕の言う定義での営業職だとしてもプロになるためのハードルは非常に低いと言えます。

営業の定義があいまいであったり、なんとなく辛そうなイメージが先行して、なりたがらない人が一定数いること。そのうえ、入り口は広いこと。今何も武器を持っていない人にとっては最も機会が恵まれている職種と言えると思います。

ちなみに大学を中退した僕が営業職に就いた理由はまさにコレ。自分自身も営業に対してネガティブなイメージを抱いていたため、就職活動がうまくいかない中で、ハードルの低い営業職にチャレンジすることにしました。(ちなみに営業職に希望職種を変更した瞬間に中小企業ではあったものの、内定が一気に増えました。)



最後に

広く誰にでもチャレンジ可能な職種の中では特に圧倒的に僕は営業職をお勧めしています。

そしてまずは、営業という仕事を再定義することの価値はとても高いと思っています。

ちなみに、とにかく目的が販売することである仕事や、売ることそのものに高いインセンティブが付いている仕事は営業という名称で合っても「Sales」という定義からは逃れられないので、ビジネスを一体的に営む仕事であるかどうかは重要なチェックポイントです。

今回は営業職のメリットをお話ししましたが、シリーズの次回は先が読めない時代に営業が有利な理由をもう少し深堀していきたいと思います。

では、また明日!




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