文句と思われずに是々非々で議論する方法 #1273
お元気ですかー?
今日は「文句と思われずに是々非々で議論する方法」についてお話しします。前回の記事でも触れましたが、ベンチャーでは是々非々で議論することが重要です。ただし、何にでも噛みついているように見えると周囲からの信頼を失ったり、ビジネスのスピードを遅らせてしまう可能性もあります。
では、どうすれば建設的な議論ができるのでしょうか?
是々非々の議論をするための心構え
ベンチャー企業、いやビジネスでは、スピード感を持った意思決定が求められます。しかし、それでも(だからこそ)何かがおかしいと感じたときには声を上げるべきです。ただし、その声が単なる「文句」に聞こえると、組織の中での立場が悪くなり、結果として議論の場でも意見が通りにくくなります。そこで、文句と思われずに是々非々の議論をするために、僕が気をつけている2つのポイントをお伝えします。(たぶん、それでも文句と思われてる時もあるw)
1. ビジネス戦闘力を上げる
まずは1つ目のポイント。「ビジネス戦闘力」を上げましょう。戦闘力とは、知識や実行力を指します。これを高めることで、自分の意見が適切かどうかを正しく判断できるようになります。加えて、周りの意見や意思決定がどれだけ深く考えられたものかも見分けられるようになります。これは、まるで大人が子どもの嘘を見抜けるようなもの?です。
たとえば、ビジネスにおいて新しいプロジェクトが始まるとき、知識不足や実行力の欠如から来る反対意見だと「何でも噛みついている」と思われがちです。逆に、自分が精通している分野で「ちゃんとした提案」をすることで、議論がスムーズに進み、周囲からも理解と共感を得やすくなります。
これは、知識と実行力を身につけたら実感できると思いますし、見極められるようになります。オネショを誤魔化す子どもの嘘が見抜けるように、偽物の意見と本物の意見が分かるようになります。
2. 辻褄合わせの想像をする
次に、「一回は辻褄合わせの想像をする」ことが大切です。例えば、突然の方針変更や朝令暮改があったとき、最初から反論をするのではなく、その背景を想像してみましょう。「もしかして○○がこうなったから方針転換したのでは?」「社長からの急な指示があったのか?」など、思い当たる要素をいくつか挙げてみると良いです。
実際にこれを行うと、「何も考えずに反論している」という印象を避けることができます(実際に考えてるし)。自分が指摘する前に、「何か別の事情があったのかもしれない」という前提を持って話すことで、相手にも「この人はちゃんと考えている」と思ってもらうことができます。
議論に突入するための一言
そして、議論が必要だと感じたら、「文句ではなく意見」として伝える工夫をしましょう。たとえば、朝令暮改に遭遇したときは、「承知しました!経営陣から何か違う指示があったか、○○の状況が変わった感じですか?」と、控えめに確認してみるのです。
マネージャーがしっかりと判断している場合、「そうなんだよー、実はね…」と説明があるでしょう。逆に、何も考えていなかった場合は、「いや、そうではないけど…?」という反応になるかもしれません。この場合、ここから是々非々の議論に突入するチャンスですw
最後に
是々非々の議論は、ただ正論をぶつけるだけではなく、相手への理解を得ながら進めることが大切です。ビジネス戦闘力を高め、背景を考慮した発言を心がけることで、議論は建設的になり、最終的に組織全体の成長につながるはずです。
では、また!
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