営業が必要なのは売れない商品なのか?
こんにちはー!
今日のnoteは、営業が必要なのは売れない商品なのか?というお話です。
売れる商品にも営業は必要
営業が必要なのは売れない商品だ。
現実に、iPhoneには営業はいない。
僕はこういう言説が嫌いです。
なんか、営業は必要ないものを売る仕事みたいじゃないですか。
今日は、営業は売れない商品を売る仕事じゃねーぞ!っていうポジショントークです。
結論:売れる商品にも営業は必要
営業とは何か?
営業というのは、お客様の課題を解決する仕事です。
僕の考えでは、売れる商品には営業はいらないと言っている人は「営業とは、自分のために商品を押し売る仕事」だという定義で、訪問型の営業を切り取っているだけです。
サービスそのものが分かりにくかったり、そのものの存在をわざわざ調べないような性質の商品を販売するために、訪問というアプローチがあるというだけで、営業とは訪問して売る仕事というわけではありません。
訪問してアプローチすると、心の底から不要だと考えている人にもアプローチすることが発生するので押し売っているように見えますが、営業の本質は訪問ではないのです。
アップルストアの店員さんは営業か?
「営業=押し売り」という考えの方は、アップルストアの店員さんを営業ではないと捉えています。
だからこそ、iPhoneには営業は必要ないというのです。そして、確かにiPhoneを売り歩いている人は見たことがありません。(いるかもしれませんw)
しかし、アップルストアの店員さんは、営業畑20年弱の僕から見たら、一流の営業です。
実際に(店員さんにより多少の差はあれど)店舗に行けば、アップルの製品で成し遂げることが出来る課題解決をいくつも教えてくれて、提案してくれます。
あの姿が営業と言わずして何というのでしょうか。
iPhoneには知名度と人気があるので、知らないであろう人に教えに行く動きが必要ないので、訪問型の営業パーソンが必要ないというだけで、店舗に営業パーソンが待っています。
実際、ハウスメーカーや自動車ディーラーの営業は店舗で課題解決のお手伝いをしていますよね。
そして、トヨタの人気が一番だから、トヨタの営業の数が一番少ないなんてこともないですよね。(たぶん)
セミナー集客とか、ホワイトペーパーとか
さらに掘り下げると、訪問型の営業も最近は多岐にわたっていて、セミナーやウェビナーで集客して、そのあとサービスを提案していったり、ホワイトペーパーをダウンロードした方にアプローチをするといったことも増えてきています。
もはや、アップルストアで店員さんが待っていることと、ホワイトペーパーの裏に営業パーソンが控えていることは構造が同じと言えると思います。
そういう意味でも、営業と店員さんなどの押し売りだと思われていない仕事の境目も非常にあいまいだと思いませんか?
営業=顧客の課題解決
と定義すれば、お客様と対峙するほとんどすべての仕事は、営業であり、売れる商品にも売れない(けど魅力のある)商品にも営業は必要なのです。
最後に
今日は、営業が必要なのは売れない商品なのか?というテーマで、営業は売れる商品にも必要だよ!!という話をしました。
このテーマについて考えると、いつも思い出すのが「普通の水とか(ボールペン)を1万円で売る」的なシチュエーションです。
思考ゲームなので、こんなこと言うのは野暮ですが、「まともな営業は普通の水を1万で売らねぇよ。付加価値を何かつけろよ。」と思います。
で、実際に何とか売ろうとすると、無理やり希少価値を上げたり付加価値を付けることになります。
それ以外の方法で売るのは営業ではなく詐欺です。
この点でも、営業というのは押し売りではなく、顧客の課題解決が仕事なんです!ということは声を大にして言いたいです。
では、また!
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