【読書感想文】牧隆弘さん著『サラリーマンの出口戦略 足るを知るから行動する3の法則』 #1279
こんにちはー!
今回は牧隆弘さんの『サラリーマンの出口戦略 足るを知るから行動する3の法則』を読んだ感想を共有したいと思います。この本は、僕にとって非常にリアリティがある本でした。
読む前の自分
牧さんは、かつて僕が勤めていた会社での上司でした(というより、何百人、何千人?といる部下のうちの一人でした)。当時の僕は下っ端の社員で、直接的な接点は少なかったものの、彼の存在感は圧倒的で、「企業戦士」という言葉では足りないほどの情熱とエネルギーを持っている方だと感じていました。正直なところ、いろんな意味で怖い上司だと思っていましたし、目の奥から部下を巧みに動かそうとする意図が滲み出ているようで、緊張感を持って接していた記憶があります。(あと、単純に僕がピヨピヨすぎて対峙したら飲み込まれていましたw)
そんな牧さんからFacebookに「本を読んでみて欲しい」とコメントをいただき、驚きとともに、手を取りました。(僕如きにPRとかなさる方じゃなかったんですよ?本当にw)
読んだ後の自分
本書を読み進めるうちに、牧さんが自らのキャリアを振り返り、新たな人生の舵を取っていることに改めて驚きました(なんとなくFacebook投稿などからそういうイメージは持っていましたが)。企業のトップメンバーとして成功を収めた牧さんのような方は、そのまま違う会社で経験を活かしてキャリアを積み上げていく方が多いと思っています。そんな人生の転換点で、多くの方と会い、話を聞き、実践し、自分自身の「出口戦略」を考え、ライフシフトを遂げている姿は僕のイメージの企業戦士&厳しい上司である牧さんとは違います。そのことに静かな衝撃を受けています。
本書の中身で印象的だったのは、読者に「問い」を投げかけてくれる点です。それぞれの「下り坂の上りエレベーター」の乗り方について、具体的な示唆になる「問い」あり、自分自身のこれからを考えるきっかけになる本だと思います。
読み終わって行動することにしたこと
この本を読んで、以下のことを行動に移すことにしました。
自分自身の「出口戦略」を意識する:基本的に常にダッシュ!っていう感じでここまでやってきましたが、ビジネスパーソンとしての後半戦と出口を意識していこうと思います。
常に「問い」に「答え」を持ち続ける:牧さんが投げかけてくれた問いは10年前の僕にはほとんど答えられなかったと思います。大切な問いだと感じました。
変化を恐れず挑戦する:企業を離れ、新たな道を進む勇気の大切さとともに、積極的に変化すること、素直に行動することの大切さを学びました。何歳になっても、未知の領域にも積極的に挑戦していきたいと思います。
最後に
『サラリーマンの出口戦略』は、これからのキャリアや人生を見つめ直す全てのサラリーマンにとって参考になる本だと思います。
僕は今、牧さんと同じ会社で16年を過ごした後、向いていないことに気がつき(遅い!w)、自分なりに下り坂の上りエレベーターに乗り、さらにはその上を走っているような状況です。
そんな僕にも参考になったり勇気をもらえる本ですが、むしろ会社員のうちに出会うのが一番素敵なタイミングのように感じます。脇目も振らず出世にコミットしてきたような人や会社員を上り詰めた方には特に、人生を通じたキャリアと向き合うきっかけになるのではないでしょうか。
では、また!
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