結果が出てないから結果を出さなくてはいけない
こんにちは!
今日のnoteは「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」というお話です。
情報がゼロ
おかしなタイトルをつけてすみません。
これ、昔から僕が仕事での結論で1番(と言えるくらい)謎な現象でして。今日はそんな話を。
「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」ってわけ分からないですよね。
A=Aというロジック(ロジックなのか?)を、小泉進次郎構文と言います。
もしくは、トートロジーといいます。
このロジックの危険なところは情報量がゼロであることです。
数時間の議論の結果、「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」ってなろうものならクラクラしてしまいます。
・・・ですが!!
僕は「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」と言う結論を最低5万回は聞いています。会社員生活17年って恐ろしいですね。
始まりはチームの関係
「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」となるときに出てくるのが、ダニエル・キムさんの成功の循環モデルです。
関係の質が良くなると、思考の質も良くなって、行動の質も良くなるから、結果の質も上がるよね!んで、関係がもっと良くなって・・・
というものです。
で、最初は関係の質を改善する話をしているのに、それが難しすぎて議論が紛糾し、誰かがおもむろに言い出します。
「そもそも、結果が出れば、関係性や雰囲気なんて一気によくなると思うんだよ。」
と。
(はぁ!?
えぇっ!?
アレなの?あなたアレなの?
その結果が出ねぇっていう話してたんですけどー
謎すぎて草も生えんわ!)
と思ったのもつかの間・・・
他の誰かが口を開きます。
「そうだよねぇ。やっぱり、結果だよな。」
(いや、そうだよ!だからのその結果が・・・)
と思った瞬間には、偉い人が言うのです。
「そうだな!まずは結果を出そう!」
・・・・・・・
・・・・・・・
はい!小泉進次郎構文完成!
えっ?ナニコレ?
ゴール設定と関係の質から始める
このパターン、多すぎて、僕はマネージャーとして一人前になれるかどうかの最初の踏み絵は「関係の質を高めることから逃げないこと」なのではないかとさえ思っています。
確かに関係の質を高めるのは難しいです。
でもだからと言って、トートロジーの迷宮に逃げても何にもならないのです。
こんな時は、まずはゴールの設定から見直しましょう。
関係の質を高めようとする議論は
「飲み会・・・する?」
「有給取ってもらうのは?」
「イベントしようよ!」
「うーん・・・嫌な人もいるんじゃない?」
とかいうアイディアになりがちです。
これは、ゴール設定がされていないか無視されていることが原因です。
目的もなく、関係の質を高めるのはただの友達です。
当然、議論は難しくなる一方です。
ある目的やゴールに向かって、このチームの関係の質が高いとはどういうことか?
というところから始めましょう。
自分にマイナスがないと信じて意見を言える心理的安全性が足りないのか、意思決定者があいまいで関係が築けないのか、そもそもゴールが共有できていないのか・・・
きっと見えてくるものがあるはずです。
最後に
今日は「結果が出てないから結果を出さなくてはいけない」というテーマで、関係の質の向上から逃げないほうが良いというお話をしました。
なんだか、僕が凄くできているみたいな内容になりましたが、むしろ僕はマネージャーとして「関係の質」を高めるのがヘタクソで苦手でもがいております・・・
読んでいるあなたも!一緒に頑張っていきましょう・・・!
では、また!
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