派遣スタッフの教科書~派遣で働くコツ~ 【派遣スタッフの基礎知識】④派遣の仕組みと歴史を知る
こんにちは!
派遣スタッフの教科書と銘打って、人材派遣で働く方向けのTipsを紹介していきます。
【派遣スタッフの基礎知識】編の第4弾!
「派遣の仕組みと歴史を知る」
行ってみましょー!
「ひたすら具体的」で「生々しく」派遣スタッフの教科書を作るという狙いなので、僕の独断で、派遣で働く人が知っておくと良いことについて超実践的に解説していきます。
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※僕は事務系の一般派遣の営業経験が長く、ここでは主に登録型の人材派遣についての解説が中心になります。
人材派遣の歴史はディープ
改めてになりますが、人材派遣の歴史はすごくディープでややこしく、そして掴みにくく、難しいです。
僕はいよいよ15年近く人材サービスに携わっているので、人材派遣の歴史の半分くらい(過言)を味わっています。
僕にとっては「知っている」とか「経験した」というだけの話ですが、人材派遣で働こうとする方においては、訳が分からない話やルールが多く存在します。
まずは、ザックリと、人材派遣の仕組みと歴史を知っておくと、サービス利用するにあたってやりやすいことが増えると思いますので、解説していきます。
人材派遣とは何ぞや・・・?
人材派遣とは何なのか?
その答えは↓ココにあります!
この三角形が前提で基本なので、まずは常に派遣とは、雇用と派遣契約がそれぞれ分離しているということを頭に置いておいてください。
そして、この(一見単純な)三角形の仕組みがなぜ複雑なのか?
それは、
そもそも労働力供給事業は違法で、派遣法はその例外法だから
です。
労働力供給事業というのは、(↓神奈川労働局HPより拝借しました)
こういうやつです。ほぼ、人材派遣ですね。
で、労働力供給事業は職業安定法44条で禁止されています。
簡単に言うと、借金のにカタに強制的に働かせて、給料を持ってこさせる。で、ちょっとお小遣いを渡す。みたいなピンハネ業ができないように規制されているのです。人権を守るための法律です。(まごうことなくこの規制は必要ですよね)
これが、大原則。
そのうえで、
・期間の定まった労働力、自社にはいないスペシャリストの確保、柔軟な雇用(労働者にとっても)などの一定のニーズがある
・そのニーズを無視してしまうと違法労働に繋がり、労働者の権利が不当に侵されるリスクがある(人身売買という形でアングラ化していく)
という課題に応えるべく、例外的に認められているのが人材派遣だとご理解ください。
↑のようにしっかり雇用関係と指揮命令関係がルールに基づいて運用されるのであれば例外的に許可しましょう。というのが派遣法の考え方であり、派遣事業が厚生労働省による許可制となっている理由です。
構造が近いもので言えば、銃刀法の例外として公安委員会の許可を得れば所持できるというものがあります。当然、銃のしまい方から何まで、面倒くさいルールがあります。ちゃんとした講習を3年に一回受けますし、戸籍謄本どころか、病歴の提出も必要です。(人の命がかかってます。仕方ない。)
派遣で働いていると、3年までしか働くことができないとか、面接禁止だとか、なんだかよく分からないルールに直面することがありますが、そういう意味で、そのルールは派遣で働く方を守るために定められている(ことが多い)と思ってもらえれば、間違いではないです。
ちなみに、派遣先や派遣元が派遣法を違反すると、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処せられます。
人材派遣の歴史
それを踏まえて、今日は人材派遣の歴史も知っていって下さい。これから、このマガジンで解説していく内容への理解がスムーズになると思います。
まずは、以下を見てください。そーーーーーれ!
・・・長い。
ですが、このあたりの流れは何となくでも知っておくと良いと思います。
細かく解説するときりがないので、今後の解説にも絡む、重要な部分だけかいつまんでおくと、
・・・かいつまんだつもりが、情報量がどうしても多くなってしまいますね。
ここから、もう少し詳しく、常用雇用代替防止の原則をおさえつつ、現在も有効なルール(主に2015年以降の改正)の内容を解説していきます。この辺りを理解していれば、人材派遣サービスを利用するにあたっての様々な疑問が解消されると思います。
そして、人材派遣営業や派遣先企業と対峙するにあたっても、場合によっては派遣営業以上に理解をして話を進めることが出来ます。(そうなれば、当然有利ですし、良い営業や良い派遣元、派遣先を見極めることもできます。)
これから、そのあたりの知識を解説していきますね!
最後に
人材派遣のとてもややこしい部分に法改正が頻繁であることがあげられます。
また、その改正の方向も政治的な影響が大きく、掴みにくい・・・!
このnoteでは何度も話していますが、派遣って労働者全体の2.5%程度の人数なんですよね。
一方で非正規雇用全体の問題を取り扱っているイメージが作れる傾向もあり、政治的な材料として法改正が頻発しているように感じるのは僕が捻くれすぎですかね??(もちろん派遣と言う働き方も、まだまだ課題はたくさんあります)
そんな複雑な派遣法だからこそ、ある程度、体系立てて理解していると、疑問なことが出てきたときに、ポイントはどこだったのかと言うことを理解することができ、人材派遣という働き方をより有効に活用できると思います。(知りたいことや困っていることがあれば、↓問い合わせフォームかTwitterDM、LINEオープンチャットから連絡くださいね!)
次回は、もう少し具体的な知識として「常用雇用代替防止とは」について解説します。
では、また!
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僕のキャリアやビジョンをインタビューしてくださった記事↓
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「人材派遣営業の駆け込み寺」とは違い、派遣で働く(働く予定)の方の相談先を目指しています。
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