マネジメントが全くうまく行っていない人が意識するべきたった一つのこと #1235
お元気ですかー?
今日は「マネジメントが全くうまく行っていない人が意識するべきたった一つのこと」というテーマでお話しします。マネジメントに苦労している人、手応えが全くなくて、「何をやってもうまくいかない」と感じている人に、なんとなく僕が経験から気が付いた、まず意識してほしいポイントをお伝えしたいと思います。
マネジメントが全くうまく行っていない人がやることは1つ
マネジメントがうまくいかないときって、本当に辛いですよね。経営層とも、メンバーともコミュニケーションが噛み合わなかったり、結果が出なかったりすると、「自分はマネージャーに向いていないのかも…」と自己嫌悪に陥ることもあります。僕も過去に何度も「もう無理だ…」と思ったことがありました。
でも、マネジメントに悩んでいるときに意識してみてほしいことが、実はたった一つだけあるんです。それは、「メンバーをしっかり見ること」です。
え、そんなこと?と思うかもしれません。でもこれが驚くほど大切なんです。そう・・・見る・・・見るのです。
見るだけ
マネジメントが全然うまくいっていないと感じたら、まずはメンバーを「ちゃんと見る」ことから始めてください。これは、単に観察するという意味ではなく、彼らがどんな努力をしているか、何に悩んでいるか、どんな成果を出しているかを、ちゃんと見てあげることです。観察&承認といったイメージを持つとちょうどいいかもしれません。
この「見る」という行為は、メンバーに対して「あなたの頑張りを見ているよ」「ちゃんと気にかけているよ」「いざとなったらフォローはいるよ」とメッセージを送ることでもあります。すると、メンバーは「自分は評価されている」「ちゃんと見てくれている」と感じ、安心感と適切な危機感を持つことができます。これが、マネジメントの第一歩だと僕は考えています。
僕はかつて、「結果を出せ」「もっと頑張れ」と指示を出すだけのマネジメントをしていましたが、全くうまくいかず、メンバーとの距離感がどんどん広がるばかりでした。この時、僕は結果の数字は見ても、プロセスや活動は見ていませんでした。(ひどい!)
でも、ある時「まずは彼らの頑張りや苦労をちゃんと見てあげよう」と心がけるようにしたんです。(本で読んだ)すると、少しずつメンバーの反応が変わり、自然とコミュニケーションが増えていきました。
何かをすぐに変えようと焦るよりも、まずは「メンバーを見る」ことを意識するだけで、大きな変化が起き始めます。人は見られているだけでも、頑張ることができるし、逆に言えば、見られていない状態で頑張ることは難しいのです。
見るだけで100点にはならない
もちろん、メンバーを「見る」だけで素晴らしいマネジメントができるわけではありません。当然、フィードバックや具体的なサポートが必要ですし、時には背中を見せる必要もあります。。
でも、最初の一歩として「見る」だけでいいんです。それで、メンバーとの信頼関係が少しずつ築かれていきます。そして、彼らが「ちゃんと自分のことを見てくれている」と感じることが、健全な危機感と活動の動機づけに繋がります。そして、前向きに仕事に取り組むようになれば、自然と結果も出始めるはずです。
マネジメントがうまくいかないとき、どうしても「自分が何かをしなければ」と焦りがちです。でも、最初は焦らず、「見ること」からスタートして、そこから少しずつ行動に移していけばよいと、僕は考えています。
最後に
マネジメントに行き詰まっているとき、やるべきことはたくさんありますが、まずはシンプルに「メンバーをしっかり見る」ことから始めてください。努力や頑張りを認め、気にかけていることを伝えるだけで、信頼関係が少しずつ築かれ、マネジメントが動き出すはずです。
では、また!
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