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【中国旅行記】 風光明媚 しだれ柳と泉のまち、山東省済南市

注)この記事は書きかけです。今後追記していきます。

2024年1月2日、帰路の飛行機が欠航したおかげで済南市で一泊することになった。筆者は「泉の街(泉城市)」の異名を持つ山東省済南市の地に降り立った後、そそくさと宿にむかった。


しだれ柳が美しい泉城市

外国人お断り(あるある)

中国には外国人お断りの宿がある。中国の宿が外国人を宿泊させるためには、公安の認可を得たうえで、外国人の宿泊者を登録するためのネットシステムを利用する必要がある。(これの利用料がかなり高いらしい)

沿岸部では比較的安価な青年旅舍でも外国人を受け入れてくれるが、特に内陸部では全季酒店など高級なホテルしか受け入れてくれない。青年旅舍や宾馆はまず泊めてくれない。

沿岸部は外国人の来訪が多く、登録システムを導入・利用する費用対効果のバランスが取れる。一方で、内陸部(特に新疆)では、外国人がそもそも来ないので、費用対効果が薄いのが原因だと考えている。

中国旅行者の間では自分の予約したホテルが外国人お断りの宿であったため、路頭に迷うと言ったケースが定番のトラブルである。

特に厄介なのが中国現地の旅行サイトなどを用いて宿を予約した場合、「外宾OK」(外国人OK)の表記があるにもかかわらず、フロントにパスポートを見せた段階で、門前払いを食らうことがあるらしい。(所謂「あるある」だ。)筆者は過去に中国で50泊以上しているが、幸いにもこのようなケースには巡りあってこなかった。今回初めてこのケースに巡り合った。

日本を離れ1週間、クタクタの足でようやくホテルに着いたと思い、フロントにパスポートを出した瞬間、係員の顔が曇った。

必死の思いでなんとか交渉をし、すでに支払った宿泊費用の返金及び近隣ホテルの紹介を勝ち取った。

夜の済南駅

もともと予約していた安宿と違い、高鉄駅近くの宿は高級宿であった。ふかふか絨毯にスケスケ浴室、大きいベッドと、一人旅にはややオーバースペックだ。外賓制度を早くやめてほしいと思う。

大きいベッド(外賓OK宿にて)
スケスケ浴室(外賓OK宿にて)

泉の街(泉城市)の町並み

済南市は特に美しい景観が有名だ。街には澄んだ泉がいくつも点在し、市内を多くの川が流れる。さらに川や泉の周辺の広場では多くのしだれ柳が風に身を任せ、枝を揺らしている。
済南市には、新疆ウイグル口地区とは比べ物にならないほどの植木や街路樹が植わっていた。特に写真にも載せているような。バラの植え込みは非常に綺麗で、ゴミ1つ残らないように係員によって丁寧に手入れされていた。

「泉」の文字が書かれた街灯
植え込みの手入れをする係員

写真は泉城广场という済南市中心部に位置する広大な広場。市民は踊りに興じていた。済南市は中国にしては珍しく、生き生きとした高齢者の割合が高かった。

独特な広場舞
手ぶらで散歩する済南市民


街角スイーツ

カフェ(cotti coffe)

住みやすそうな街



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