【キャリコン勉強】カウンセリングの理論(ビンスワンガー)
今日は何の日
2月19日 万国郵便連合加盟記念日
1877(明治10)年、日本が郵便の国際機関、万国郵便連合(UPU)に加盟。日本は独立国としては世界で23番目、アジアでは最初に加盟しました。
ビンスワンガー
1881年(明治14)ー1966年(昭和41) スイス 精神医学者
ユングが医長を務める精神科病院で、フロイトと出会う。
ビンスワンガーは、統合失調症のような精神病も、単なる異常として捉えるのではなく、患者が存在する上で何らかの意味を持っていると考えた。
実存主義の概要
実存とはー人間特有の存在の仕方を指します。
ハイデガーは、人間を「現存在」と呼び、他の存在者から区別した。
ヤスパースは、死・苦悩・争い・罪といった人生の壁を「限界状況」とした。その中で、人は実存的な生き方に目覚めると考えた。
実存療法
・実存療法自体は哲学ではなく、存在の本質を考えるのが目的ではなく、クライエント個人にとっての存在の意味が問われる。
・自分の生が無意味なものになるのではないかという不安=「実存不安」
実存療法の特徴
まとめ
実存療法では、自分はかけがえのない人間だとみなし、悩みは自分らしい生き方が出来ず苦悩する姿と定義付けています。その中で、自ら選択し、その責任は自分でとるといった考えは馴染みやすい理論だと思います。
人は、この世に生を受けて、限りある人生を、自分で舵をとり大海原を航海していく、航海は嵐もあれば、波も激しく、沈没の危機もあるでしょう。そういった壁を乗り越えて生き方を学んでいくのでしょう。
キャリアコンサルタントとして人生の岐路に立っている相談者に対し、主体的に、選択・決定できるよう支援していければと思います。