WHY BLOCK CHAIN
【WHY BLOCK CHAIN】
・
#whyblockchain
#坪井大輔 ・
・
📕内容📕
『ブロックチェーンの本質は、技術にはありません。その思想にあります。』
ブロックチェーンが生まれた背景や
ブロックチェーンとは何なのか、を詳しく
説明してくれます。
技術はあっても普及が阻まれているのは何故か
普及されればどうなっていくか、
実験として普及されている具体例
など
めちゃくちゃ分かりやすく丁寧に説明してくれます❗️✨
📗感想📗
『大きなプレーヤーが中央集権型のネットワークをつくってきた時代が今で、これから世界は分散型、非中央集権型へ動こうとしている。』
『ここから先、会社組織もビジネスのあり方も、強固な管理主体が存在しない、自立分散的な姿が増えていきます。』
なかなか想像できず、いまいちピンときてない感はありますが、
ここから、どんどん当たり前が当たり前で無くなっていく、
のかな?と感じました。
ネガティブでなく、
まさかそんなことが出来るの?ってことが
実現可能になっていくんだなー
とワクワクできました😊✨
読みやすいし知ってて損はないなと思います!
是非オススメ📕✨
序章 ブロックチェーンの今
ブロックチェーンは人類に、管理者のいない世界をもたらします。それは、私たちがまだ見たことのない世界です。
と、著者は序章の最初に結論を述べてくれます。
私たちがまだ見たことのない世界
わくわくしますね!(^^♪
管理者がいない、というのは「ボス」的な存在がいらなくなり、
それぞれが自立して機能していくということだそうです。
これまでの「中央集権型」から「自立分散型」のネットワークを可能にする仕組み、思想。それがブロックチェーン!
いま、世界の「ボス」的な存在といえばGAFA!とよく言われてますが
ブロックチェーンの考え方は、GAFAの中央集権的な支配(?)に相反する仕組みだそうです。。
しかし、これから世の中は徐々に「自立分散型」へと変わっていく。
このうねりはブロックチェーンの登場とともに始まりました。もう止まることはありません。
。。序章の時点で面白い!個人的ですが、未来の話はワクワクして楽しいですね(^^♪!
第一章 ITの進化
ブロックチェーンの話を具体的にしていく前に、
とりあえず現在のITについて振り返ろう!という章です(^^♪
優しい・・!僕なんかは、ITそんなに分かんないので、この章で新しく学ぶことも多かったです。
1990年代・・・主に企業、団体の作業を効率化する目的。
インターネットは普及していないので、すべて自社内で行われており、「IT」よりも「OA」(オフィスオートメーション)と呼ばれることが多かったそう。
Windows 95 の発売・・・ここでネット産業は転換期を迎える。
→→一般家庭にパソコンが!インターネットの普及、ネットショッピング、ネット広告・・・これが2000年前後
これに伴い、モバイル通信でも大きな変化が。1G(第一世代)→2G(第二世代)へ。多くのIT企業が誕生。「ITバブル」なども起こった。
かつて企業内にあったITは個人に近づき、企業と消費者が直接つながる環境が整ってきました。
GAFAのアマゾンやグーグルは、この頃から優位な地位となる基礎を築きはじめ、今日にいたる、のだそうです!
3G通信の時代・・・通話、メールのみが主流のモバイル業界が進化した。
画像や位置情報のやりとり、場所や範囲を選ばず、より幅広いコミュニケーションが可能に。SNSの登場。
携帯電話の普及、コミュニケーションの範囲が拡大したことで、世の中にはさまざまなイノベーションがもたらされましたが、
この携帯電話も、だんだん進化に陰りが、、真新しい機能が生まれなくなり、人々はより高性能なハードウェアを求め始めます。
4Gとスマートフォンの登場・・・高速なインターネットへの接続が常時可能に。
これは、現代の環境ですね。4G×スマートフォンの現代では、インターネットの役割として、
多種多様なモノからデータを集めるIoT(インターネット・オブ・シングス)、大量のデータを解析するAI(人工知能)、またFinTechによる決算手段の多様化といった用途にまで発展しています。
しかし、ガラケーがそうだったように、いまやスマホもあまり進化しなくなってきている。。ちょっと画素数があがったり、軽量化されたりなくらい。。
このように、斬新だったものが普及して「当たり前」「汎用品化」することをコモディティ化というそうです!
スマホすらもコモディティ化している現代では、「次になにがくるのか」を各企業がこぞって探り、天下をとろうとしている時代なのだそう!
今IT産業でいわれているのは、スマートフォンの次に何が来るのか、ポストスマートフォンは何か?という問いです。すでに私たちは「ポストスマートフォン時代」に突入しているのです。
5Gになると??
2020年春から、日本でも5G(第五世代)の運用がはじまりますね!
5G、5G、と名前は聞くけど何?と僕自身もすごく思ってましたが、そこも少し解説してくれています!
今よりさらに通信環境が高速・大容量化することで、もっと膨大なデータが蓄積されるようになります。前述のIoTを含めて、「人の常時オンライン化」から派生するサービスやビジネスが本格化するのは間違いありません。
5G時代は、個人・消費者がさらに強くなる時代、というのが私の見方です。
スマホで扱える画像も、より高画質となり、大容量を個人で扱えるようになるので、ARやVRも格段に進化する。
個人の発信力も高まることで、企業によっては衰退するビジネスもでてくるかも。。
たとえば、Youtuberには追い風でも、映画館にとっては逆風。
たとえば、病院なども、ハコが要らなくなって「遠隔医療」が普及してくる。。
車の完全「自動運転」も5Gによってもたらされる、といわれてますね!
四種の神器
現代のIT業界では、イノベーションをもたらす「四種の神器」があるそう!
・IoT ・クラウド ・ブロックチェーン ・AI
これら4つの技術がそろったことで、「超スマート社会」が来ることが確実になったそうです。。
どんな業種でも遅かれ早かれ自分の仕事環境の中にITが入ってきますから、そのことを頭に入れておくべきです。
いままで、そんなに興味もってなかったけど、これは他人事ではなさそう。。
Iot・・・あらゆるモノがインターネットに接続されていくことで、そこから「データ」をとる技術
クラウド・・・IoTでとったデータを置く場所となる
ブロックチェーン・・・置いたデータを仕分けして、カギをかけて管理する
AI・・・このデータを世の中の役に立つように活用していく
日本は出遅れている??
インターネットの分野において日本はなかなかトップに出てこれず、何かにつけスピードが遅いのだそうです。。
アマゾンがレジのない店を開発しているとき、日本の小売業はセルフレジ設置を広げている。_________レジそのものが不要という発想に立てないのは、人々がオンライン化していることを日本企業が認識していないからです。
総じていえば、製造業を死なせてはならないという発想こそ、日本の足を引っ張っています。
すでにあるものを救いながら、進化もして、なおかつ世界に負けない、とやっていると全部出遅れるのはいうまでもないことです。
日本はうまくいってた「製造業」など既存の産業を現状維持しようとするあまり、変化に対応が遅れてしまっているのだそう、、
『現状維持は退化なり』といいますが、知らぬ間に世界がものすごいスピードで進化していた、ということでしょうか。。
IT・通信の進化によって、これから超スマート社会が100%来ます。そうなったとき、どの業界の方々も「四種の神器」を使いこなさなければ仕事になりません。逆に、これらを使いこなすことによって会社に成長がもたらされます。
ちょっと、、考えていかないとですね!僕は整体のお仕事させてもらってますが、うまいこと「四種の神器」を使いこなすサービスをイメージしていかないと、、と若干の焦りも感じてしまいます。。
第二章 ブロックチェーンの正体
この章では、とうとう「ブロックチェーン」の具体的な解説をしてくれます。
ブロックチェーンは現在も進化中ですので、基本的なところをわかりやすく解説してくれます。
ブロックチェーンとは、大きく分けて4つの技術を組み合わせたものと理解してください。
①暗号化技術
②コンセンサスアルゴリズム
③ピア・トゥ・ピア(P2P)
④DLT(分散型台帳技術)
①暗号化技術
Eメールでも、ネット上に出るときセキュリティ対策として暗号化がされます。まぁ、そのことみたいです。
ブロックチェーンにおいては、名前の由来ともなっている「ブロック管理」という手法の管理方法がとられているそうです。
たとえば引っ越しの時に、「食器」「服」などを数点まとめて段ボールにいれ、区別がつくように「食器」「服」など書いて封をしますよね。そんな感じみたいです。
封をした段ボールは、順番に並べて、それが分かるように番号を振ります。「ブロック」を「チェーン」のように並べるわけですね!意外とそのまんまですね!笑
②コンセンサスアルゴリズム
暗号化されたデータをブロックにするとき、これでブロックにしていいですか、本当にこのブロックには正しい情報が入っていますか、といちいち全員に確認してからブロックの封をするのがブロックチェーンのやり方です。
みんなで確認しあい、合意をもらったうえでブロックに封をするんですね。
この「合意形成」の手段はいろいろで、過半数形式で合意をとったり、代表が確認し、みんなが「それなら大丈夫」といって合意したり。
こうしてセキュリティ対策を強化しているそうです。
③ピア・トゥ・ピア
これは情報・データを全員で共有する、という感じです。中央サーバーを介さず、個人間でファイルの共有ができ、たとえば、、
どこか一か所のPCやサーバーが故障したとしても、ほかが同じ情報を持っているので大丈夫という構図です。
ということです!
④DLT(分散型台帳技術)
P2Pによって全員に共有されたデータを、きっちり記録してバックアップをとる技術。
みんな同じデータを台帳記録として持っているから、一人だけ改ざんしたとしてもバレるし、
データがおかしくなっちゃっても、みんながバックアップとなってくれるから安心!的なことですかね。
まとめると
ブロックチェーンというのは、これらを組み合わせた技術であり、それぞれは別に新しい技術ではない。。組み合わせによって生まれた新技術!という感じみたいです!
このあと、3章「普及を阻むもの」4章「ブロックチェーンが拓く未来」5章「実験例と想定ケース」「おわりに」
と続いていきます!
気づけば4500文字・・・((+_+))お読みいただいた方、ありがとうございます。。
短く要約してまとめるのがなかなか難しい、、でも一言でまとめるならば、、
「おもしろい!」です(笑)為になるし、ぜひおすすめの一冊ですよ(^-^)
ありがとうございました!!!
#読書 #読書感想文 #読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #blockchain #ブロックチェーン #YouTube大学 #中田敦彦のyoutube大学
この記事が参加している募集
よろしければサポートお願いいたします。いただいたサポートは、記事にするためのインプット活動費に充てさせていただきます!