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【妄想×行動=イノベーション】読書日記
こんにちは(*^^*)整体×ヨガのプライベート隠れ家サロン【Refresh Labo R.I.T】整体師の伊藤です(^^)
今回も「妄想する頭 思考する手」より抜粋で読書日記を書いていきます。
前回の記事はこちら
何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪
【新しくて面白いものは「ふつう」ではない】
あらゆるアイデアや技術開発には、「真面目」なものと「非真面目」なものがあり、
「真面目」が”やるべきこと”であるのに対して
「非真面目」は”やりたいこと”である、という話を前回の記事にも書きました。
言い方を変えると、「非真面目」は、個人の「妄想」から生まれるアイデアです。
著者はこの「妄想」を非常に大事にしているのですが、
そこから生まれたものとして面白いものを紹介しています。
笑わないと開かない冷蔵庫
___「非真面目」な発想から、私はひとつの妄想を抱いた。何もしなくても自動的に開く箱があるなら、逆に「何かをしないと開かない箱の蓋」があってもいいのではないか。と。
この「笑わないと開かない冷蔵庫」は、2012年度のグッドデザイン賞ベスト100も受賞しているそうです。
笑わないと開かないなんて、ふつうに考えると不便ですよね。。
実際は、無表情だとかなり力を入れないと開かず、笑うと簡単に開くシステムだそう。
____アイデアを思いついた瞬間は、笑顔というチャレンジを生活に組み込むことで、その人が幸福な気分になることもあるのではという直感だった。
____ふつうの冷蔵庫に求められる利便性とは別の価値が、そこにはあると思っている。
普通に考えると不便な冷蔵庫ですが、
「笑うことで、幸福感を与える家電」だと考えると画期的にも感じます。
たとえば”ふつう”に「冷蔵庫を開発しよう」と思ってたらこのような冷蔵庫は生まれなかったわけです。
著者の「何かをしないと開かない箱の蓋」という妄想から進めていったからこそのアイデアなんですね。
今となっては「ふつう」なヤバい妄想
___「ふつう」のアイデアはあまり面白くないし、そこから新しいものはなかなか生まれない。
それが、私が妄想を大事にする理由だ。
「ふつう」ではないからこそ、それは新しいアイデアにつながる可能性がある。
より正確に言うと、今の常識からすると「ふつう」ではないが、
もしかすると未来では本当に「ふつう」になるアイデア、ということかもしれない。
昔は「ふつう」ではなかったけど、今となっては「ふつう」となったアイデアも過去沢山あります。
たとえば「アポロ計画」
「月に行こう」って、当時で考えたらヤバい妄想に聞こえたと思うんですが、
それを実現しちゃうんだから人間ってすごいですよね。
月を目指すアポロ計画を技術面で支えたのが、少年時代から「月に行く」という妄想を抱いていたフォン・ブラウンという人物だそうです。
アポロ計画は「月に行く」というためだけの計画であり、そのために生まれた技術は今でも色々なところで役立っています。
月を本気で目指した”副産物”として役立つ技術を手に入れたんですね。
また、現代では、「脳と機械をつなぐ」といった漫画やアニメの世界の”妄想”のようなことも
実現に向けてイーロン・マスク氏やフェイスブック社などが研究を進めているそうです。
イノベーションを起こす人達は常に「妄想に素直」なのかもしれないですね。
妄想×行動=イノベーション
妄想には多少なりとも非常識な面があるので、すぐに「それいいね!」という同意は得られない。
_____すぐには理解されないし、考えた本人も「それが何になるんだ?」と思ったものだ。
しかしやってみると意外に面白いし、応用範囲もひろかった。
難関の国際学会に論文が採録され、前述のようにグッドデザイン賞を受賞したりもした。
冷蔵庫だけにとどまらず、今後は「スマイルウェアな家電」という商品カテゴリーさえ創出するかもしれない。
妄想には、そういうパワーがある。
前述の「笑わないと開かない冷蔵庫」は
冷蔵庫としてはどうなの?不便じゃん。という声もありそうですが、
やってみた結果、応用の範囲も広く「おもしろいね」と認められ学会での論文採録やグッドデザイン賞を受賞。
新しい商品カテゴリー創出のアイデアにもつながっているそうです。
「冷蔵庫としては不便だし、やめとこか」となってたら生まれなかったものがあるわけですね。
妄想を抱くところまでは、誰でもできそうですが
周りの理解を得られない中でもやり切る、という行動力が大切になってきそうです。
結局は「やるか、やらないか」ですね!
「妄想×行動=イノベーション」というと大袈裟ですが、
何事も、やってみた結果、思わぬ成果や気づきが得られるものです。
僕自身、妄想・想像で終わらせてしまってるチャレンジが沢山あるので
色々行動して成長していきたい!と感じました!
「妄想する頭 思考する手」では、
「妄想を現実に落とし込む」ための思考法や行動のヒントがこの後まだまだ書かれています。興味のある方はぜひ一読をおススメ!
またつづきも更新していきたいと思います(^^)
最後まで御覧いただきありがとうございました!
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