休校におけるICT対応その2(備忘録)
本日のICT対応は主に以下の通り。
1 学校所有タブレット端末の生徒貸与を検討
この週末、まなびポケット掲示板機能が本当に可能かどうか、家庭でチェックしてもらうことにしました。結果、ほとんどの生徒が掲示板に目を通せたことは確認できたので、少し前に進んだ感じです。
しかし、インターネット端末機器の有無については様々で、
(1)自分の端末を持っている
(2)自分のではないが、家族が自由に使用できる端末がある
(3)保護者の端末(主にスマホ)を使用する
のような状況です。
入学時に「中学生がスマホを持つのはよくない」と説明しているので、保護者も積極的に持たせているわけではありません。
考えられるのは、学校で所有しているタブレットを家庭に貸し出しできないかということ。
校長先生とICT支援員さんに相談し、数台保有しているiPadを貸与することになりました。
支援員さんには、iPadに機能制限をかけてもらい、まなびポケットやスクールタクトなどの機能のみ操作できるようにしてもらいました。
検索機能も制限してしまったので、eboardとスクールタクトでの課題作成くらいしかできません。自由な検索ができなくて、そんなの深い学びにはつながらないかと思いましたが、日中保護者のいない家庭もあると思うので、学校から貸し出したもので何か問題が起きたらと、少し日和(ひより)ました。笑
2 まなびポケットのグループ再編成
まなびポケットにはユーザーの所属というものがあります。教師や生徒それぞれに学年の所属があり、グループになっています。1学年グループ、2学年グループのように。
このグループはLINEグループのようなもので、チャット機能があります。
しかし、学年の壁を超えたやりとりができない。
例えば、松本は1学年所属なので、1学年の生徒と教員としかグループを作れません。2年生グループに英語の課題指示を出すことはできないのです。
そこで支援員さんがまたまた力を発揮。
魔法を使って、各学年ともやりとりができるようになりました。
教科の括りを「連絡」というものに変えたのかな、、、?
不思議です。でもこれができるのがスキルのある支援員さん。
普通の教員でここまではできません。
3 オンライン英会話への取り組み
休校にはなりますが、教職員は基本的に学校で仕事をします。
ALTの先生も然り。
生徒が家でオンライン授業ができるのだったら、オンライン英会話ができないかと考えました。
早速朝はzoomに奮闘。
でも、zoomの始め方が分かりづらい。
簡単だよ、という方もいらっしゃいますが、ICTに関して少しは知識のある私が、なかなかzoomに接続できませんでした。
「zoomは便利だけど、まだ時間が必要だ。」
と考えた私は、学校PCやタブレットのGoogleアカウント(個人紐付けでないので貸し出しても大丈夫。パスワードは年度が変わったら変更してしまえば良いと支援員さんのナイスアドバイス)を教えて、Googl Meetにしようかと考えてます。
(今現在考え中)
明日までになんとかしなければ、、、
ここまでが本日のICT的業務。
こちら側の提案を受け入れてくださる管理職や町教委には感謝です。
明日は休校前の最後の登校日。
3年生にまなびポケットのやり方を教え、Googleアカウント配布の準備をしないとな、、、。