アートの力で、不足地域にAEDを寄贈するプロジェクト (ミリオンハートプロジェクト)
私もアドバイザーとしてお手伝いしていますゆめのたね放送局 。そのWEBサイトにて連載しているコラム【ゆめのたね × SDGs】、ぜひご一読くださいませ。
ミリオンハートプロジェクトによるAED設置支援
もし私たちが何かの理由で「心停止」した場合、生存確率は、救急車を待つだけでは8.2%、心臓マッサージをした場合は12.2%だそうです。ただしAEDを併用した場合は53.2%もの人が助かっています。AED(自動体外式除細動器)とは、心停止の人を救命する医療機器のこと。あなたも、公共施設や商業施設などで設置されているAEDを見たことはあるのではないでしょうか。
この「ミリオンハートプロジェクト」とは画家の橘ナオキさんと額装作家の多喜博子さん2人が運営するアーティストユニット「ハルキハウス」独自のチャリティ活動です。取り組みは至ってシンプル。橘ナオキさんが描くハート画を一般の方が購入。その売上の90%をAED購入費用に割り当て、世の中に普及させていていこうというプロジェクトです。
その第一弾として、設置が不十分な地域でもある大阪市 淡路の町に約90万円分の「ハート」の応援購入費によってAEDが寄贈されました。(ちなみに淡路は・・ぼくが大学生時代暮らした町です。)
作品選びを通じて購入者のハートに火が灯るプロセスもミリオンハートという大きなアート作品の一部。ミリオンハートプロジェクトはまさにアートとハートが贈与の循環を生み出す「社会参画型アートプロジェクト」です。
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