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黒い春と書いて青春

真下が見えない
崖の先端に座る
怖くはないの?
明日よりかはね
真下を見るのは
いつものことで
重い扉を開ける
責任に負けてる
いつも誰か言う
一言に目を瞑り
核心をつかれた
そんな時だけは
隠すように笑う
非公開心理描写
悟られてはだめ
見抜かれても✕
真下の闇でさえ
気づかないよう
青い空を見上げ
心を色分けする
思い違いの落差
あこがれと現実
いつか振り返る
歴史という色に
黒が混じらない
そうあってねと
祈りに似た願い
この今でさえも
春と呼ぶ時間を
歩んでいるのに
身に纏う黒墨が
真下から声かけ
一緒に居ようと
こっちを見てる
駆け抜けたいと
いつも青を追う
ただ青さだけを
真っ直ぐに空を
下を向かないで
駆け抜けたいと
いつも思ってる

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