飛行機雲
痕跡のない思いと
証明しない本音の
狭間に立って選ぶ
口から出てくる言葉に
あぁ まだ定まってないねと
feelin feelinそう言ってる
ありふれた時間に
日常の忙しなさがあって
いつも通りって言う
口から出てくる言葉に
あぁ まだかわらないんだねと
fallin fallinそう気づかされる
カメラを両手に持って
空を写したら飛行機雲が
幾重にも渡ってバラけている
みんな違うんだねと思って
それを個性と名付けた
たくさん走ってきたと感じて
ただレコードの盤上を回ってた驚きに
また見る景色と前にもあった感情
取り戻しにきたわけじゃないのに
ここから動けなくなって
一歩が出せないからもぐらになった
ちょうどいい理由と張った根っこが
いつしか支える軸になってた
不安を両手に持って
心に問いかけた純粋が
1つにまとまって形作ってく
いつか出来るもんだねって
それを私と名付けた
全然動けていないと思って
ここからの景色を見てた毎日
新しく芽生えてきた感情
歩けると思ったわけじゃないのに
痕跡のない思いと
証明しない本音の
狭間に立って気づく
口から出てくる言葉に
ようやく定まったねと
feelin feelinそう言ってる
ありふれた時間に
非日常の退屈を合わせて
いつも通りって何と
口から出てくる言葉に
ずっと変わってたのねと
fellin fellinそう気づかされる
またカメラを持って
空を写したら飛行機雲が
ひとつの道となってなぞらえてる
そこへ行くのねと思って
それを人生と名付けた