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彼方晴れ
一人しかいない
そんな場所へ
行きたがるのは
この世に私一人だけ
そんなことはないって
知ってるから
最初から失敗できるのは
いつかちゃんとできると
どっかで思えてるから
安心と確信の裏返しを
私のかたわれは知ってる
頑張ることの意味
最後までやりきる必要と
できるとこまで
ちゃんとやる必要の
どちらの意味も
わかってないと
続かないの
続けられないの
そんなのムリって
言っときながら
なんだかんだで
やってる時の速度
非効率最前線
ミリ単位の争い
言いたいこと言う私と
裏側を知ってる私が
体のどっかで秘かに
手をつなぎあって
やさしい気持ちを
忘れないでねと微笑む
冷たい中にある温かさが
ぬくもりって言うなら
意識する前から
どこかでわかってた
人前でスーツを着て話しながら
ちゃんと家に帰ってこれるよう
命綱を気持ちは握ってる
わかってくれてる
どこかに私がいる安心
たとえ儚い時間でも
そこに優しさがあることを
悲しくても笑顔で迎えられる
伝え合う本当の意味を
思いの周波数は合わさるから
なぜどうしてに応えてくれる
重圧感の中にある軽さを
そっと手に触れさせて
言葉と裏腹な安心をくれる
重いものを置いていく許しを
見失う前に分けてくれる
だから一人を求めに行ける
混沌としてても
その裏側にある
光の照らし出す場所
耳を塞がなくていい
笑顔を照らし出す場所
心のどっかで見ててくれる
あったかいのがあるって
誰もいないかのような
そんな景色を前にして
遥か彼方 あるかなしか
微笑む理由をかたわれが
背中に手を回してずっと
撫でてくれているから