海岸線に沿って
北を目指した
白い砂浜を
振り返ると
足跡のように
血が点々と残ってる
錆び付いた思いに
さらに追い討ちをかける
潮風はさらに強くなる
つきまとう後悔まで錆びて
腐った思いを
さらに腐食させる
過剰って言われる
メイクをとって
素の私を素直に
見せられるようになったら
戻ってくるよ
そんな低い可能性を
誰よりも信じてないのに
規則正しく打ち込むドラム
激しいのにやさしい
スムーズって言葉を
最初に教えてくれた音
きみのリズムに合わせて
もう少し北まで行くよ
逃げてくように見えても
向かっていることを
誰よりも知ってるから
心弾んでくリズム
去っていく過去はいらない
もう少しだけビートを効かせて
全てを削ぎ落とした後に残る
芯となる部分を
きみに捧げるから
辿り着くまでに
どこまで捨てられるか
奪われるのでなく
擦りきれた先にだけある
大切を本当に大切にするから
辿り着ける自信だけは
最初からあるから
隅々まで行き渡れ
胸の内からそう
鳴り響くものが
あるうちはまた
止まることは出来ない
まだドキドキしてるのだから