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売上規模2000~6000万円くらいの教育事業は、燃える。

売上規模2000~6000万円くらいの教育事業は、燃える。

いま思えばNPO創業期を駆け抜けた2000~2010年代初頭、仕事が本当にハードだった。どれだけ倒産の危機に打ちのめされたかわからないし、どれだけ人とぶつかったかわからない。

燃えるというのは私のモチベーションが高まるという意味でもあるけれど、つい炎上しがちという意味でもある。

今でこそ私は、株式会社という器で事業運営しているけれど、仕事の中身はほとんど変わらない。教育すなわち労働集約の世界にこだわる以上、あの頃と重なる部分が多くて、メモしておきます。

①規模の拡大にともない、創業者によるワンマン運転のフェイズから、チームワークの時期へとシフトする。どうしても仕事の質や速度に個人差が生まれて、ストレスが自然と生じる。

②チームメンバーの雇用にともない、売上を継続的に生み続けなくてはならないというプレッシャーが襲いかかる。創業者は泥水でも飲めるタフなタイプが多いけれど、メンバーに飲ませたいかというと違うので、むきになる。

③融資・助成金・大口寄付・資金調達、なんでもいいけれど、大きな財源を引き込んだ場合、単年度の収支計画だけでなく複数年度の資産計画をマネジメントする必要が生じ、経営の難易度が一気に高まる。

④ゆえに事業部門だけでなく、管理部門を整備する必要があるんだけど、このバランスが難しい。短期的には事業部門に目がいっちゃいがちなんだけど、長期的には管理部門に投資しないと危ない。

⑤それらが崩れ悪いサイクルに突入してしまうと、チームに慢性的な不和が生まれる。弱い者たちが夕暮れ、さらに弱いものをたたくようになり、ブルースが加速し、退職者が増え、ちっとも人材が定着せず、採用と新人育成の負荷が無限ループ止まらない。書いてるだけで涙が止まらない。

20代と同じ失敗を繰り返さない。

いい人と、いい仕事して、いい酒を飲みたい。

今は私にとって2周目の創業期です。いつも、、、私に優しくしてくれてありがとうございます。

ヘッダーの写真は、1周目の(複数の意味で)燃えていた時期の私です。27歳くらいかな。

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