振り返ると「ダイエット=精神論」と割と本気で思う理由
画像はAIくんが考えた修行のイメージです。
ダイエットの壁はフィジカルか?それともメンタルか?
この記事を見に来てくださる人は、おそらく「ダイエット」に興味がある、つまり現在進行系でダイエットをしているか、いつかやってみようと思っている方と仮定します。ほんとは類似した記事を書いてらっしゃる同業他社の方ばっかりかもしれないけどネ!
皆さんはこの見出しを見てどう思われるでしょうか?
ダイエットと運動を結びつけ、「フィジカル」面を想像する方もいらっしゃるでしょうし、食べたいものを我慢する「メンタル」面の努力を必要とすると思われる方もいるかも知れません。
曲がりなりにも減量に成功し、1年以上その状態をキープしている私ですが、タイトル通り「ダイエットは精神論(メンタル勝負)」だと強く思っています。
もちろん、ダイエットはフィジカルの世界なのだ!と思う方も正解だと思います。どちらにしたって切っても切り離せない問題だと思うので。
ダイエットの一番の失敗原因
アメリカの有力紙ワシントン・ポストが実施した調査によれば、
ダイエットを実際にやってみて成功したのは200人中10人、その後も理想体型を維持している人はたったの1人…つまり0.5%ということらしいです。
※情報のソースを探しましたがホットペッパービューティーのブログ等しか出なかったので断念…上記の情報もあくまでアメリカの話ですし、なにより情報源を示せていないので鵜呑みにしないようご注意を
じゃあ何でダイエットに失敗するの?今昔、テレビでは「絶対痩せるダイエット!」、昨今は「痩せすぎて怖いダイエット飯!」みたいなタイトルがyoutubeに踊りまくってます。大捜査線よりも踊ってます。
言わなくてもだいたい感覚でわかるかと思います。続かないんですよね。
上記のリンクはOggiという女性向けメディアのある記事になります。
そちらによると、「ダイエットに失敗した原因は?」という問いに対し、堂々の第一位が「自分の性格や生活スタイルに合わず続かなかった」ということなんですね。
そうなんです。ダイエットは続かないから失敗するんです。
そしてもっと大切なのは、続けないから体型が維持できないんです。
なんで続かないの?
超カンタンに言うと、「それが人の本能」だからです。
専門的に言うと、心理的ホメオスタシスという心理が働くためと言われています。(自分は専門家じゃないので気になる人は調べてみよう!)
ホメオスタシス(homeostasis:恒常性維持)という言葉はもともと医学用語で、外的/内的な変化から生命を守るために身体機能を安定させる生理的な働きを指します。
つまり、外が寒くなったら脂肪を燃焼して体温を上げようとする、献血で体内の血が減ったらその分血を増やす、といった生理現象ですね。これが精神面に拡張された言葉が心理的ホメオスタシスです。
人は常に何らかのストレスを浴びています。ストレスを浴びないことすら一種のストレスになります。
こういったストレス(圧力)で歪んだ精神をもとに戻すということも、心理的ホメオスタシスの大切な役割です。
ただ、恒常性を維持するということは、裏を返せば「変化を拒絶する」ということなんですね。
またまた登場、ダイヤモンド・オンラインの記事です。ここでも心理的ホメオスタシスが取り上げられています。
つまり、ダイエットをしよう!と意気込んで始めてみても、人の体を支配している脳がそれ(減量=変化)を強烈に拒むということなんですね。以下、とてもわかり易い例なので上記の記事から抜粋します。
どうでしょうか。ここまで書いた中で、フィジカルに関する内容は一つも出てきていません。要するに、ダイエットとは変化を強烈に拒否する自分自身の本能との精神的対決になるんですね。
これが、私が「ダイエット=精神論」と考える理由となります。
またまた、思うがままに筆を走らせてしまったため当初の予定からだいぶ逸脱した内容になってしまいました…
次は、どうやってその本能を制御するのか、という切り口で記事を書いてみたいと思います。よろしければ、ぜひ御覧ください!
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