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新一万円に渋沢栄一が選ばれたのって結構善良な理由なのかなって思ったりしたんです<近藤たかし漫画『漫画版 論語と算盤』>

『論語と算盤』を原書で読んでないので、うすーい知識であるという前置きをしておく。そこから受け取ったメッセージも邪推です。

「徳川慶喜? ああ大政奉還した人ね」

みたいな知識がつくのが『漫画版 論語と算盤』かなと思った。渋沢栄一を「資本主義の父のえれー人」くらいしか知らない人間が最低限を知るにはちょうどいい入門だと思う。

資本主義なのに倫理を語るんか

現代の資本主義では、労働者は搾取され、人は富のために疲弊している。

というのがまあ問題点として最近叫ばれるわけだが、資本主義以前の世界ではもっとその状況は酷かった。という前提があるのだろう。労働者・人民の権利が搾取されている問題を

資本主義をもってして解決した人

なのかなと思う。

その根底にあった(と歴史上で言われている)「個人の権利を守るため」という側面が「進化した資本主義」の中でおざなりになってはいまいか。

的な問題提起があるんじゃないかと。まあ肯定的推測です。

もっと勉強したらいろいろわかるかなあと思いつつ、『論語と算盤』読んでみるかあってそこそこのモチベで考える次第。

一言コメント

この人歴史で習ったっけ?

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