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結構アクティブに「車中泊」してるのね。という件。
車用品を手掛けるホンダアクセスがまとめた「秋レジャーと車中泊に関する調査2024」によると、自家用車を持つ人のうち、車中泊を経験したことがある人は34%だった。平均回数は10.6回となった。車中泊を想定した車種も増えており、道の駅やキャンプ場などにある駐車場での寝泊まりが広がり始めた。
9月13日~17日にインターネットで調査した。自家用車を持つ20~69歳の男女1000人が回答した結果だ。
車中泊経験を男女・年代別に見ると最も割合が多かったのが50代男性(47%)。40代男性が(45%)が続いた。女性では20代(33%)が多かった。
経験者に車中泊の回数を聞いたところ「1~2回」が41.8%で最も多かった。「3~4回」が20.6%、「5~9回」が15.9%だった。10回以上経験した人も21.8%いた。
男性は年齢が高い方が経験した人が多く、女性は20代が最も多かった結果を考えると、男性は若い頃や男の友人たちと一緒に車中泊を経験した人が多いという事ではないかと思う。私も一番最初の車中泊は、免許取りたての頃、購入したばかりの中古の92レビンで、学校が終わった後、先輩と4人で勢いで和歌山まで走った時だ。ナビもないので地図を見て適当に暗闇を走り続け、さすがに眠くなったので、どこかわからないパチンコ屋の駐車場に車を停め、後ろのシートを倒してトランクルームとフラットにして無理やり4人で「寒くて死ぬ」なんて言いながら寝たのが最初だ。昭和生まれの男性なんかは、そんな経験が一度くらいあるのではないだろうか。プラスして、コロナ禍で「キャンプ」がブームになった時、家族でキャンプと合わせて車中泊としたなんてケースも多いのかもしれない。
一方で女性20代が多いのは、最近のキャンプ場や道の駅、サービスエリアの整備など、ある程度安心して車を停めておける場所が普及したことや、いわゆる車中泊、キャンピングカー系YouTuberなどの発信で、「若い世代(しかも女性)が車中泊をする」事への抵抗が減ったことなどが理由にあるのではないかなと思う。
調査でも泊まる場所については「車中泊可能な道の駅」が65.3%で1位、車で行くキャンプ場の「オートキャンプ場」(20.3%)や車中泊施設「RVパーク」(6.8%)も上位にあがった。
一般社団法人日本RV協会が定めた条件を満たす車中泊スペース「RVパーク」は年々増加している。2023年末時点では全国に約400か所と2019年に比べて3倍近くになった。温泉や道の駅でも設置が進む。
自動車メーカーも車中泊を想定した車種を用意している。車中泊需要も増加しており、乗用車でも快適に寝泊まりできるタイプを増やしている。
日産自動車は車中泊を想定した新型車「キャラバン MYROOM」を8月に発売。12月にはより小型なモデルも投入する。ベッドやサイドテーブルも備え、内装も木目調にして、くつろげる雰囲気を作り出している。
三菱自動車は国内でピックアップトラック「トライトン」やシートを倒せば車中泊できるミニバン「デリカD5」などを展開する。7月には自社ブランドの車両やアウトドア商品をレンタルする新会社を博報堂と設立した。アウトドアの需要を取り込む狙いだ。
調査では秋レジャーの予算も聞いている。レジャー1回あたりの予算は平均2万6225円で、昨年の調査から約2千円減った。「1万円~3万円未満」が29.9%で最も多い。相次ぐ値上げなども影響し、節約基調は顕著に表れている。
レジャーに使えるお金が少なくなっており、宿泊費を抑えられる「車中泊」への関心が高まっている。「仕方なくする」といったイメージが強かった車中泊は、レジャー時の寝泊まり手段の一つとして存在感を高めている。
レジャーの予算を抑えるための車中泊は有効だと思う。子供も普段と違ってワクワクする楽しい経験ができるだろう。積極的に使っていくのも今の時代イイと思う。ただ、車中泊日本1周しているYouTuberも何人か言っていたが、夜中に車を停めていれば危険な経験もしているとのことなので、上記のような「車中泊OKにしている場所」をしっかり調べて、安全な「車中泊」をしてもらうことは、絶対に必要だ。
そこだけは気を付けて、ワクワクする「車中泊体験」をお子さんにさせてあげるのもいい思い出になるのではないかなと思う。
レッツ!車中泊!!
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