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3番目の場所、持ってますか?という件。

自宅や仕事場ではない3番目の居場所「サードプレイス」がストレス軽減や生産性向上に役立つとして注目を集めている。

マイナビの「正社員の『サードプレイス』と『働くモチベーション』に関する調査」でサードプレイスを持つ人の内「仕事と私生活どちらも充実している」と回答した割合は39.4%だった。マイナビが2024年11月に正社員として働く20代~50代の男女を対象にインターネット上で調査した。

自分らしく過ごせる尾心地のいいサードプレイスを持っている人は19.3%。持っていない人は80.7%だった。そのうちサードプレイスを2か所以上持つ人は5.3%だった。

具体的なサードプレイス、トップは「カフェ」だった。なるほど、先日のnoteでも書いたが、どうりでカフェが混雑するわけである。多くの人にとって「落ち着く」場所であるようだ。
「ジム」「飲食店」「ヨガのサークル」も目立った。昭和の時代でいう「いきつけのスナック」的な感じだろうか。

サードプレイスについては「一人の時間を過ごす」「他者とのコミュニケーションがある」「場所が固定されている」「やることが固定されている」という4つの特徴に分類できるという。

「他者とのコミュニケーションがある」かつ「やることが固定されている」サードプレイスとしては「音楽やゲームでつながった人との輪」といった趣味を介した交流の場が一例だ。実際の場所だけではなく、リラックスして自分らしさを発見できる時間を過ごすこともサードプレイスには含まれる。

サードプレイスを持つ人のうち「働くモチベーションが高い」と答えたのは40%に上った。持たない人24%に比べ16ポイント高い。「自分のキャリアを自分で作り上げている実感がある(キャリア自立感)」(53.3%)や「困難な仕事でも自分ならできるという自信(自己効力感)」(56.3%)と答えた人の割合も高かった。「自分自身への理解度が高い」と答えた割合も60.8%と高く、持たない人に比べ26.4ポイントも高かった。

マイナビは「サードプレイスでの活動が自己理解を深める機会にも繋がっていると考えられ、それが仕事における自分の強みを生かすことにも繋がっている可能性がある」と分析している。

また「仕事も私生活も満足」と答えた割合は、サードプレイスを持っている人は39.4%だった。一方持っていない人は24.3%に留まった。
「どちらも満足でない」はサードプレイスを持つ人は25.5%だったが、持っていない人は44.9%に上った。

マイナビは「サードプレイスでの活動による自己理解の深まりが、仕事のモチベーションやキャリア自律、自己効力感の醸成に繋がっおり、仕事・私生活どちらの満足感も高い傾向にある」とみている。

というわけで、マイナビは「サードプレイス」を持った方が仕事もプライベートも充実するとみているようだが、そもそも仕事もプライベートも充実して時間的にも気持ち的にも余裕がある人が、気分転換や趣味として「サードプレイス」を作るような気がする。しかし、このサードプレイスは「仕事の愚痴」を言うような場所になっていないところは、すごく良いと思う。

居酒屋でとぐろを巻いて会社や上司の愚痴をこぼすより、ずっと健康的で建設的である。言い方を変えれば「心が落ち着く場所」があるという事なので、時間や気持ちに余裕がない時にこそ、あえて落ち着く場所を探してもいいのかもしれない。上向くきっかけになればいいと思う。

私は特にサードプレイスは持っていないが、仕事で詰まったりイライラする時は娘の机で仕事をする時がある。「娘の机使うなんて、娘に嫌がられそう」と思うかもしれないが、まだ小学2年生なのでパパのことは好きだし、部屋よりはリビングで宿題をしているときが多く、あまり部屋で勉強をすることがない。イケアで結構大きい机を買ったので、大人が作業をするスペースもある。娘の机に煩雑に並べられている小物やフィギュアを見ているとなんか落ち着く。と考えると、私の「サードプレイス」は娘の机、ということだ。

ちなみに今回のトップ画像は、ゲーム配信者さん「ぱいなぽー」さんのキャラクター「パイナポー星人」のぬいぐるみで、娘の部屋に置いてある唯一の私のモノです。

今日はここまで。

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