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「自分で割って作る」ってイイヨネって件。
皆さんは健康に気を付けて何かされていることありますか?私は血圧が高めのため、身体を柔らかくするためのストレッチと「美酒(ミチョ)」という割って飲むお酢を飲んでいる。いわゆる濃縮飲料で、体に良いとされているお酢を美味しく摂取することができる。私は炭酸で割って飲むことが多いが、寒い冬なんかはお湯で割ったりしている。自分の好きなもので割ったり、濃さも調整できるのが濃縮飲料のいいところだ。
そんな「濃縮飲料」が最近は色々な飲み物で展開されている。
サントリー食品インターナショナルは購入者が炭酸水などで割る「濃縮タイプ」の飲料を拡充している。
「おうちドリンクバー」シリーズは計画比2倍で売れ、エナジードリンク「デカビタC」でも新商品を出した。好みの濃さにでき、牛乳やスポーツドリンクなどとのアレンジも人気だ。1.5リットルの商品の販売が減る中存在感が高まっている。
「デカビタC濃縮液をコーラゼロで割ってみた」
「濃縮メロンソーダを牛乳で割ったら飲むシャービックができた」
サントリーの濃縮タイプ飲料「おうちでドリンクバー」シリーズでは、消費者がSNSで多彩なアレンジ方法を投稿している。シャービックは水に溶かして冷蔵庫で冷やして固める粉末タイプの氷菓子で、ハウス食品が1980年代に発売したロングセラー商品だ。
サントリーは4月に濃縮タイプとして、購入者が炭酸水などで割って飲む「おうちドリンクバー」シリーズを発売した。まず「CCレモン」と「POPメロンソーダ」の2種類を出し、希望小売価格はいずれも354円。内容量は340mlで消費者自ら5倍程度に希釈する。30代~40代を中心として幅広い年代に購入されている。
売れ行きが好調だったことから、9月にはエナジードリンクとしてロングセラー「デカビタC」の濃縮飲料も投入した。おうちドリンクバーの販売は数量ベースで想定の2倍程度で推移しているという。
背景には家庭での炭酸水の普及もある。新型コロナウイルスの感染が拡大した時期に「巣ごもり需要」で24本入りのケースの箱買いなどで家庭での常備が広がった。また炭酸水を作れる「ソーダメーカー」の購入をする家庭も増えた。
この傾向が定着しており、2023年の日本市場の炭酸水の販売数量は7000万ケースを超えて中期的に増えている。同社は濃縮飲料だけでなく、5月からは消費者向けに、割り材に適した「爽快な泡」にこだわった炭酸水も発売した。「サントリー天然水SPARKLING」で同ブランドとして最高レベルのガス圧にした。それにより従来よりも細かく、大量の高密度泡を感じられるようにした。
一方で、濃縮飲料は割り材などの事前の準備が必要になるため余分な手間がかかる。「炭酸飲料はどこでも売っており『わざわざ割ってまで飲まない』といった意見が当初は多かった」とサントリー担当者は述べている。
弱点を補うため商品では外食でのドリンクバーで飲み物を作るような「楽しさ」をコンセプトにした。自分で濃さを調整できるほか、炭酸以外にも牛乳やウーロン茶、GREEN DA・KA・RAブランドのスポーツ飲料など多様な割り材との組み合わせを味わえる点を訴求した。
例えばデカビタC濃縮とGREENダカラスポーツ飲料を混ぜた「グリーンデカラ」やPOPメロンソーダを牛乳で割った「メロンミルク」などのアレンジが人気という。
サントリーは過去にも希釈するタイプの飲料を販売したことがある。2019年には子供や親世代をターゲットにして、牛乳と混ぜて飲む「GREEN DA・KA・RAまぜまぜスムージー りんごミックス」を発売したがヒットにならず終売。
今回はドリンクバーをテーマに、ターゲット層を従来より広く設定し、濃縮系の市場に挑む。
大容量の炭酸飲料の需要は減っている。同社の推定によると2023年の1.5リットルの甘い炭酸飲料の販売数量は2020年比で1割減ったという。健康志向が高まっている他、「1.5リットルも飲み切れない」という消費者の増加などが要因とみられる。
「自分が消費できる量を飲むスタイルに、顧客の意識も変わっていくのでは無いか」とサントリー担当者は語る。現在のフレーバーは3種類だが今後さらに増やしていく計画だ。
競合メーカーのロングセラーも売れている。アサヒ飲料によると、カルピスの濃縮タイプは2024年の1月~9月の販売数量が前年同月比で16%増と好調だった。カルピスブランド全体では横ばいで濃縮系の伸びが目立っている。
消費者が主体となって様々な飲み方や味を楽しめるトレンドとして、一段と広がりそうだ。
私も今度は「美酒(ミチョ)」を牛乳で割って飲んでみようと思う。
しかしながら、この「おうちドリンクバー」ってネーミング、抜群にセンスいいと思いませんか?なんか、楽しく飲めそうな雰囲気ありますもんね。
今日はここまで。
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