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人生だけではなく「恋愛」も100年時代な件。

婚活・恋活するミドル・シニア世代が増えている。婚活大手のIBJでは40代以上を対象にした婚活パーティーの参加者が増加。40代以上のマッチングアプリ「ラス恋」は4か月で登録者が6倍に膨らんだ。生涯未婚率が高まっており40代~60代の独身者は1500万人を超す。人生だけではなく「恋愛」も100年時代が到来したと言われている。

国勢調査によると、配偶者のいる50歳男性の割合は2020年時点で67.6%にとどまる。92.2%だった1985年に比べ24.6ポイント下がった。50歳女性も同じく13.4%減の71.7%まで低下した。昔よりも離婚率が増えたり、シングルで子育てをする人も珍しくないなど、ライフスタイルの多様化が要因の部分もあるが、一度も結婚していない生涯未婚率も確実に上昇している。

2020年時点の40代~60代の独身者数(離別・死別含む)は1542万人。20代~30代の独身者数1665万人に迫る。人口ボリュームの多い団塊ジュニア世代が50代になり、独身者数も増えた。中高年の婚活・恋活市場を商機と捉える婚活企業は多い。

IBJは40代以上向けの婚活パーティーを、2024年に8000件以上開催した。婚活パーティーは成婚を目的とせず、あくまでマッチングの機会を提供するため「結婚という形にこだわらずパートナーを探したい」という40代~60代に人気があるようだ。

情報サイト「街コンジャパン」運営のリンクバルによると、街コンジャパンに掲載した40代~60代向け婚活イベントはコロナ禍前と比較して2倍に増えたという。「コロナ禍でのライフスタイルの変化や災害などをきっかけに一人で過ごすことに不安を感じて、パートナーを探す人は少なくない」と述べている。

若い世代ではマッチングアプリを利用して婚活することが当たり前になってきている。ただ、中高年には利用のハードルが高い。それを解決すべく、アイザック株式会社はマッチングプリ「ラス恋」を作り上げた。開発メンバーが中高年の視野を再現するゴーグルを使いアプリの使用感を改善し、老眼でも使いやすいよう文字を大きくした。AIが怪しいやりとりを感知してロマンス詐欺を防ぐシステムや、写真が苦手な人にもアドバイスをくれるシステムも搭載されている。

「ラス恋」は2023年10月に首都圏でサービスを開始。2024年9月から対象エリアを全国に広げた。女性は無料で男性は月額4980円かかる。2024年9月から12月の4か月で登録者数が6倍となった。40代から登録が可能。女性は40代、男性は50代の利用が多い。離婚経験者が7割、未婚者は2割、死別した人が1割。利用者の6割が子持ちのようだ。

中高年のマッチングアプリ利用者は増加傾向にあり、市場調査をするMMD研究所の2023年調査によるとマッチングアプリを知っている人のうち、40代の利用者が33%。50代は19%で60代も13%だった。若者向けのマッチングアプリでは中高年の出会いは難しいと考え、専用のマッチングアプリ「ラス恋」を開発したとアイザックの担当者は述べている。

中高年の婚活は人気コンテンツにも反映され始めている。2023年に配信したネットフリックスの「あいの里」は35歳以上の男女が古民家で共同生活しながらパートナーを探す内容。番組を手掛けているのは、1999年~2009年に放映した人気番組「あいのり」の西山プロデューサーである。なるほど、我々世代にも刺さるわけである。あの「あいのり」だもんね。

婚活やウエディングを手掛けるタメニ―による調査では50歳~79歳の男女のうち「恋人や結婚相手が欲しい」と考える人は約2割いるものの、そのうち約7割は行動を起こしていないという。そう考えると「中高年婚活市場」は今後ますます活況を得そうな感じである。

いつまでも「恋していたい」って気持ちは、若さを保つために必要だと思う。私も娘にはいつもベタベタしているが、ママさんにもまあまあベタベタしている。たまに嫌がられている気がするのは、気のせいだと思う事にしているwww。

迷惑をかけたり、悲しませたりしなければ、何歳になっても恋愛していいと思いますよね?

今日はここまで。

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