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みなさんは「兵庫県知事選挙」をどう思うか?という件。

今週日曜日17日、兵庫県知事選挙がある。テレビでは全く報道していないが、YouTubeやSNS上では日々情報が伝えられ、離れた愛知県に住んでいる私ですら注目している選挙となっている。

元々は「斎藤元知事」のパワハラやおねだり疑惑、県職員を自殺に追いやったことなどが問題視され、その影響で不信任案可決、失職といった流れでの選挙である。

パワハラ全盛時期を生きてきた私でも「さすがに人が死んでちゃいけないでしょ。よく再出馬なんてできるな」と思っていたのだが、日々YouTubeやSNSで流れる情報を知るうちに「斎藤さんに申し訳ない」気持ちになった。

おそらくこのnoteに記事を出したり読んだりする人は、色々と感度の高い方が多いと思うので「斎藤元知事失職」から「斎藤元知事がんばれ」といった風潮になってきた理由もわかっている人が多いのではないかと思う。

念のため簡単に記述しておくと
・パワハラやおねだりの確たる証拠は何も出ていない
・亡くなった県職員の方の死因がパワハラとは言えない可能性がある
・オリックス優勝パレードの資金キックバックも「行っていない」証言がある
・そもそも「第三者委員会(外部機関)」の調査結果も出ていない中で責任を取らされた失職となっている

まとめると「斎藤元知事が何か悪いことを行った証拠は何もないのに責任を取らされた形になっている」という事だ。普通であればこのような状況で不信任案が提出されても、斎藤元知事を支持していた自民や維新の県会議員は擁護して不信任案を突っぱねる。

だけど今回は、マスコミをはじめとした「斎藤憎し」の世論に、議会が押し負けた形だ。普通ではない。

そして今この「世論」の風向きが変わって「斎藤元知事」を応援する機運が高まっている。

風向きの変化はテレビをはじめとした大手マスコミが作ったものではない。斎藤元知事自身のSNSや、立花孝志氏をはじめとした影響力のある発信者が個人の力で作ったうねりである。その様子は前回の東京都知事選の石丸氏に近いものがあると思う。

事前の調査では、選挙に「必ず行く」と「できれば行きたい」といった回答を合わせると実に9割以上の人が投票する可能性があるという。ちなみに前回の兵庫県知事選挙の投票率は41.1%だった。もし本当に9割以上の県民が投票したとしたら、歴史に残る選挙となるだろう。そして、その投票率の増加分はいわゆる無党派層であり、その層の心を掴めば「既得権益の組織票」に勝てることを示し、それは今後の日本の政治や選挙の形を大きく変えることができるかもしれないといった『希望』を灯すことになると思う。

私は兵庫県民ではないし、マスコミやSNSの情報から選挙を見ている傍観者でしかない。だから斎藤元知事が「正しかった」のか「間違っていたのか」は、ハッキリこっちだとは言えない。だけど、少なくとも調査の「結果」が出て初めて裁かれるべきだと思っている。

そして、それまで「斎藤憎し」で報道をしていた大手メディアが、今回の選挙をこぞって報道しない姿勢にも疑問と疑念を持っている。確かに、以前マスコミは過剰な「自民党叩き」を行った結果、歴代最低の与党とも言われる「民主党政権」を作り出してしまった経験もあり、選挙期間に入れば「偏った報道をしない」ことがルールになっている。しかし、事前にあれだけ話題になった「兵庫県知事」なのだから、出直し選挙の報道をすれば、関心も視聴率も取れるはずなのに、今回マスコミは「平等に報道する」のではなく「平等に放送しない」ことを選択した。しかも一つの放送局ではなく、すべての放送局が、である。さすがに私のようなマスコミ素人でも違和感を感じる。

何はともあれ、今週日曜日には結果が出る。

その「結果」は、兵庫県だけではなく、日本全体の今後を示すのではないかと注目している。

今日はここまで。

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