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可愛い子には「ノート」を書かせよ。という件
ギガスクール構想などにより学校ではペーパーレスが進む中、手書きの価値に再び注目が集まっている。
コクヨの調査によると、タブレットを使用して学習するよりも、ノートに手書きする方が後の暗記テストでの成績が良いとわかった。
立命館大学との共同研究で明らかになった。大学生20人ほどにタブレットと、ノートに手書きの両方で学習してもらい、学習直後と2ヶ月半後に暗記テストをしたところ、学習直後のテストはタブレットに比べて手書きで学習した方が平均点が22%高かった。2ヶ月半後の暗記テストでも、手書きが20%上回った。
実験では呼吸や発汗などの生理的な状態の変化も調べた。学習時の脈波などを測定したところ、紙のノートを見返している時の方がタブレットで見返す時よりもリラックスの度合いが高かった。ストレスの度合いも手書きの方が低かった。
実験に参加した学生へのアンケートでも同様の傾向が読み取れた。「見返しやすさ」を参加者が5段階評価したところ、平均点はノートで4.2点。タブレットでは3.4点にとどまった。ノートの方が24%上回った結果だ。
「覚えやすさ」ではノートが4.1点に対し、タブレットは3.2点。ノートの方が28%も高かった。参加者からも「書いている感覚があるので触覚的にも覚えやすい」といった声が出ていた。
三菱鉛筆も睡眠の質と手書きに関して調査した。3月〜6月に「日記を書かない」「アプリで日記を書く」「手書きで日記を書く」の3つの行動をしてもらい、変化を調べた。
睡眠時の心拍数のデータは、5段階で最も睡眠の深い「深睡眠」をしていた割合が「日記なし」では、全体の12%にとどまり、日記アプリでも20%と限られた。手書きで日記を書いた人では29%を占めた。
手書きで日記を書く事で、スマホで日記アプリに記入するより睡眠の質が高まると言えそうだ。
「書く行為がもたらす効果は、睡眠に限らず多岐にわたると考えられる」(担当者)と指摘。今後も研究を進める。
タイパへの意識が高まり、タブレットなどへの置き換えが進んでいるものの、手書きならではの価値を見返す局面に入っているのかもしれないと記事は綴っている。
参加人数の少なさなどもあり、この実験が100%の事実であると結論付けるには早計かもしれないが、実際自分の感覚としても、紙の本での読書とタブレットの読書では、紙の方が頭に入りやすい気がする。一時期、ほとんどの本をKindleで読んでいた時期があるが、ここ2年くらいは紙の本を買う機会が増えている。また、入力しているよりも、紙とペンで記入している方が落ち着いて動作できている感じもある。
まだこれから研究が進むのだろうが、少なくとも自分の子供には「鉛筆で書いて勉強しようね」とは言いたくなる結果である。しかも寝つきもよくなるのなら、早速今日から日記をつけてもらおうと思う私だった。
でもきっと面倒くさがって書かないだろうなあ、、、。
今日はここまで。
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