心の記憶、身体の記憶
若年認知症的な可能性は内緒で
最近携帯番号などをすぐ口頭で言えない自分がいます。
でも一方、パソコン・スマホなどで同じ番号の入力はすぐできる。
これって、要は脳が暗記しているかというより、「この位置のキーをこの順番で押す」という身体の記憶のおかげなのかなーとふと思いまして。
いわゆる書いて覚えるのも、口に出して覚えるのも、実は脳じゃないのかな…?
例えば勉強における暗記物のように、言うべき番号そのものを脳の中に保管していてどこにでも出せる……んじゃなくて、
・口頭で何度も言っていれば口が音の形や喉の振るわせ方を覚えている
・筆記や入力なら手が覚えている
てことなのかなあと。
そういえば、ブラインドタッチってある意味このタイプなんでしょうか?一々、このキーはこの位置にあるって考えずに押しますよね。単なる反射と言われればそうなんですけど。
書くべき言葉を頭の中で思い出して書くってより、先に、もう手が特定のキーや筆記をしようと動いちゃう気がするのです。
声に出して言わないと書けないというのも、これに近い気がします。頭の中で思い浮かべるのではなくて、上の口頭で何度も言っていれば口が音の形や喉の振るわせ方を覚えているに即してまず正解の言葉を吐き出すことで、普段行っていない書くという動作もできるようになる……みたいな。
言い換えれば例えば普段パソコン入力でしか行ってない文字列・番号=手だけが記憶しているものだと、口は咄嗟にどういっていいのか解らない?みたいな。もちろん脳でもしっかり暗記していてすぐ取り出せたなら、あるいは急でなく、数秒でもいいから思い出すまでの時間的余裕があれば、書くという動作もしやすいのでしょうが。
そんな与太話。
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