語学の散歩道#16 言葉の指紋
『物語を忘れた外国語』
初めて読んだのは10年程前で、本屋で立ち読みをした際、あまりの面白さに完読してしまった。
しかし、購入リストの一番上に積まれながら、どういうわけか衝動買いされた本たちに次から次へと追い越されていった。
先日、語学好きの友人が、そのまた友人から借りて面白かったと又貸してくれたのが、この本だった。縦に繋げば富士山よりも高くなるほど積まれた本たちのことを思うと、さすがに再読がためらわれる。
返すのはいつでもいいと言われたが、借りた以上は返さねばならぬ