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育児生活10年という嵐が過ぎ去った後の振り返り [出産編]
我が家の娘ちゃんが産まれてから10年間。可能な限り毎日散歩に連れて行き、週末はどこかに連れていかなきゃという私個人の「親としての義務感」に駆られてました。
しかし、今から約半年前でしょうか。10歳になる前後で分かりやすく思春期に片足つっこみはじめた娘ちゃんは、託児所時代の2歳から姉弟のように育ち、小学校は違ってもほぼ毎週末一緒に遊んでた男の子の親友と遊びたがらなくなりました。
▲ NYCでは小学生の子供達だけで遊ばせることはしませんので、彼の家族と交互に子供達の預け合いをしていました
代わりに、学校の女の子のお友達とFacetimeやWhatsappでペチャクチャと話しながらオンラインゲームで遊ぶ方を好むようになりました。
前述の「義務感」から、週末の1日は必ず「〜行こう」と娘ちゃんを誘ってはみるものの、
「平日は毎日8時から5時まで学校に行ってるの、私だって疲れてるのよ❗週末くらい家でのんびりしたい❗」
的なことを立派に主張。
彼女は小学校では優等生なので、週末くらい本人の希望通りにストレス発散をさせてあげようと家でダラダラ過ごすことが増えました。
昨年のクラスと同じく
— らいさわ🇺🇸 (@ryesour) December 10, 2024
うちの娘ちゃんは
クラスメートらにほぼ毎日、鉛筆・鉛筆削り貸してと授業中にお願いされストレス溜めている
ついに一番回数の多い子の親に
子供に筆箱を家に持ち帰り(←まず持って帰ってないらしい!)鉛筆を削るよう伝えてくれと頼まれた
小学生のお子さんを持つ ↓続
この週末の過ごし方を始めてしばらくは、私の中にある「親としての義務」を果たせず罪悪感と闘ってましたが、リラックスしてる旦那と娘ちゃんの姿を横目にゆっくりとした家での週末を過ごしていると、私自身も元々の趣味に費やす時間が徐々に戻ってきましてね。
「そうか、ゆっくりしていいのか。自分自身にも時間を使ってもいいのか。この10年は嵐のように過ぎ去っていったなぁ」と振り返ることすでに数回。
noteでも振り返っておきます。
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10年と少し前、私はニューヨークのブルックリンにある家から徒歩圏内の病院で出産をしました。
私のお腹の中にいた頃からの出来杉娘ちゃんは、出産予定日の-1日に産まれました。
おかげで、日本在住の姉の来米が出産直前に間に合い、破水もなく、これ陣痛かも?と思った日が、ちょうど週1の検査日。姉に道を案内しながら、病院まで二人で一緒に歩いて行ったような。10年以上も前になるので記憶があやふやになっているのはお許しを。
「初産だし、子宮口の開き具合から言うと、あなたの出産はこれから丸1日くらいかかるだろうだから、夜7時くらいに戻ってきて」と言われ、一度帰宅。
出産の準備をして夜7時に病院に戻ると「今ベッドが空いてないから子宮口がもっと開くように廊下で歩きながら待ってて」と言われ歩いて時間を潰しました。
この時の陣痛が一番辛かったような。
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その後分娩室に移動し、硬膜外麻酔を入れてもらい、最初はあまり効かなくてそれを伝えると麻酔の量を増やしてくれ、しっかり効いた後は快適に早朝まで数時間寝れました。出産が近づいてくると痛みも強くなり目が覚めたんです、確か。
とは言え、まだまだ麻酔が効いてますので、自分ではいきむタイミングが計りにくかった、というのはありました。ま、その辺りは、助産師と看護師がモニターで見ながらサポートしてくれますので無問題。
これから出産される方々。可能なら無痛分娩を選択してほしい!
「無痛」分娩って言っても子宮口がある程度開くまでは痛みに耐えなければいけない時間は数時間あるしやね、大体妊婦としてその前に9ヶ月食事制限やったり色々がんばってんのよ。現代医学で避けられるあんな激痛に何時間も無理やり耐える必要ない!
というのが経験からくる私の考えです。
私は、カテーテルを入れてたあたりに、産後半年くらいは鈍痛が残っていましたが、そのあとは特に問題無しです。
産後は分娩室で半日ほど過ごし、そのあとは、個室に移動になりました。
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初産で海外。さすがに不安な中、旦那と姉はソファーが置いてあった分娩室で一緒に一晩滞在させてもらえたし、麻酔医が常駐しているおかげで無痛分娩をするかしないか当日決定させてもらえたし、出産後もシャワー付き母子同室の個室もらえたし、助産師さんも皆いい人だったし、ベッドもボタンひとつで動いたし、なんなら結構快適だった。個室に呼んでもないのに勝手にキリスト教会の方も入ってきて何かをしようとしたけど、私は残念ながらキリスト教ではないので即お帰りいただいたよ。
強いて言えば出産後最初に出てきた朝ご飯はチーズハンバーガーだったので、レタス、トマトは入れて欲しかったかな。
ま、うちの旦那はとても気が利くので、その後のランチに、バーガーキングでレタスとトマトが入ったハンバーガーを買って来てくれたよ♪
・・・・・・・。
▼ うちの旦那がファストフード大好きな証拠はこちらの記事にもあります
昔から噂に聞いていた「アメリカでの出産は2日で退院」は本当でした(帝王切開などにならず、母子の体調に問題なければ)。
ご飯は美味しくないし、個室とは言え落ち着かない。実際に経験してみると、病院滞在は、2日で十分だと感じました。
出産後は今思い出しても人生で一番痛い痔になってしまい、数日間、お尻と肛門あたりが陣痛並みに痛かったです。
~つづく
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