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なぜ、コーヒーキュレーションなのか。


前回の記事のつづきてきな。

なぜコーヒーキュレーションなのか、
コーヒーキュレーションってなんなのか、

昨今、コーヒーは情報を飲んでいる。

昨今コーヒー(特にスペシャルティコーヒー)を取り巻く環境は、
味を楽しむより、情報を飲んでいるんじゃないかと思うわけで

って言うのは、

カーボニックマセレーション
アナエアロビック
エアロビック
…。

普通の人からすれば、???
ワインの世界を知っている人であれば、知っている言葉もちらほら、

ゲイシャ
ブルボン・ロホ/ピンクブルボン
マラカトゥーラ
SL-28/SL-34
…。

ゲイシャ?芸者? SL-28?SL-34?

ハニープロセス
パルプドナチュラル
スマトラ式
セミウォッシュド

マウスフィール
ボディ
タクタイル
アフターテイスト
クリーンカップ

フレーバー
アロマ

エルインヘルト
エスメラルダ
イルガチェフェ

適当に文字を羅列してみたけれど、
コーヒー屋さんやコーヒースタンドで国名や焙煎度合いだけじゃなく、
いろんな情報を目にすることになっているし、

フレーバーコメントもテイストコメントも羅列されている。
フレーバーコメントもテイストコメントに関してはあたかもそれを見つけられないとダメだったり、〇〇あるね!みたいな間違い探しの様相を呈している。

味がダイバーシティで置いてきぼり

好みや”いつもの”が偏重していたり、上記の〇〇あるね!みたいな飲み方で、
味は置いてきぼりに(個人的に)感じる節がある。
コーヒーは何を楽しむモノなんだろう。

味なんか楽しんでいないし、期待してないし、期待されてない。
苦い、ミルク入れる、砂糖入れる、いつもの飲み方で飲む。
みたいな

本を片手に有意義な週末を
お洒落なコーヒースタンドで充実感
ブルーボ●ルでMacbook Air開いて意識高い系

日本という国では、そもそも喫茶店を利用する場所代=コーヒー代の風潮が強い。
アイスコーヒー1杯の注文で2〜3時間、アイスコーヒーは氷が溶け残されて帰られる。みたいな

コーヒーは非言語コミュニケーション

前項で散々に書いておきながら
コーヒーはおいしさでコミュニケーションできる。
実感、実体験があるし、そうであると信じている。

自分は日本語以外の他言語を喋れない。
しかし、コーヒーの美味しさは言語を超える。

幾度と海外の方から大絶賛してもらったことがある。
ボクは話せないので、嬉しさを(言葉で)返せないのが悲しい。

だが、要するにコーヒーは非言語コミュニケーションであるし、
ボクにとってはコミュニケーションツールである。

だから、ボクは可能性を感じていて、
チャレンジする。

価格で売買されているコーヒーを価値の物差しでやりとりをする。

そのためのコーヒーキュレーション、コーヒーキュレーションサービス。

情報過多なので情報で売らない

蘊蓄や情報かんぬんでコーヒーを売らない。
付加価値は情報でなくコミュニケーションだ。
コーヒーをツールとして介在したコミュニケーションをサービスとして提供し、
コーヒーショップと人、コーヒーと人

最終的には実店舗で人から人へ

しかし、ボクはバリスタをしないし、コーヒーを売らない。
付加価値の価値で勝負を

付加価値は無料じゃない

現在、商品を売ることにおいて、
付加価値はあくまでも付加価値で商品に+αで価格にonされていないことが多い、
付加価値による価値の付加が商品の(体感的)値下げなのか?
そもそも付加価値は無償奉仕物なのか?

いや、違う。しかしながら、マネタイズしていないし、出来ていない。
じゃあしますってお話です。

他の人は誰もしていないしね。
コーヒー屋さんはコーヒー屋さんで居たがる。
他の術を知らないし、考えない。考えていない。
考える必要がないのだろう。

コーヒーが好きでコーヒーに関わることができれば幸せだもの。

ボクはコーヒーが元々は好きでないし、好きでなかったし、
今現在も美味しいコーヒーを除けば好きではない。w

でも、幸い美味しいコーヒーを淹れることができるし、
この仕事が好きだ。

でも、世界チャンピオンはじめ、日本チャンピオンは毎年誕生し、
増えていく一方だ。
きっと、ボクは世界チャンピオンにはなれない。

+なるための努力を別の方向へ向けて使う。

コーヒーを仕事とし、つづけていくために。

だから、
コーヒーキュレーション、コーヒーキュレーションサービスをはじめ、
コーヒーキュレーターとして人々と、コーヒーショップ、コーヒー、コーヒーに携わる人をつなげる、コミュニティを拡げていく。まず、

先々、リアル店舗をつくり、この国のコーヒー従事者がサスティナブルなコーヒーワークをつづけ、サスティナブルなコーヒーワーカーとして生きていくために

そんな感じで

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